催事

2019年12月16日 (月)

東京手描友禅作家 小倉貞右・隆 親子展へ

 

Teiyuten 「毎年初秋にあるのに、今年はないのかしら」と思っていたら、12月も半ばになっての開催。毎年貞右さんや息子さんの隆さんにお会いして楽しい着物談義を楽しんできたので、お誘いがないとさみしいなと思っていたところでの開催です。

会場に入るとぱっと上品さが漂ってくるのが小倉さんの作品。京友禅と違ってほとんどの工程を一人の作家が手掛けるのが東京手描友禅の特徴。故に作品に作家の個性がより反映され、作品そのものがその作家の人となりをより強く表現されるといえます。

貞右さんのきものは夏冬合わせて3枚、帯1本、隆さんの作品は帯1本、所有していますが、どの作品も纏ったとたん野暮な私を上品な世界に連れて行ってくれる優れものです。

息子さんの隆さんのほうは東京都からイタリアに研修に派遣されたのがきっかけで、洋服のアパレルメーカーから共同制作を依頼されたり(テレビのカンブリア宮殿で二週にわたり小池栄子さんが着用されました)スパークリングワインの瓶のデザインを所望されたりと着物以外でも活躍の場を広げられ、若手の有望株として活躍されています。

2時間ほどお二人と歓談し、楽しい夢の世界を体験することができました。

 

きょうのきものは:

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着物は母譲りの染紬の付け下げ、ベージュ地に墨で花を描いたもの、

帯はもちろん、小倉貞右作、大江戸の祭りと銘打った黒地の帯。この帯一本で地味目のきものもパッと華やかになります。

2019年11月 8日 (金)

最後の同窓会

今回が学年同窓会としては最後ということで、名古屋まで出かけてきました。

クラス会は毎年10月19日にあるのですが、ほかのクラスの人たちとお会いできるのは学年会のみ。6年間中学高校と通った学校ですから、ほかのクラスにも知り合いがかなりいます。大学から地元を出てしまった私としては高校卒業以来その方たちとは濃厚なかかわりはなく、お会いできるのは学年会のみ。その同級生たちの中にも鬼籍に移られたかたもあり、だんだん寂しくなっていたところでの最終回宣言。みな年を取り幹事の方々も重荷になってきたのだと思います。

わがクラス、三年E組はクラス会同様出席もよく、一つのテーブルには収まらない状況でした。ほかのクラスのテーブルの方々は名簿をみて記憶にある顔を探すのですが、どうしても昔の姿とダブル人が見当たらない始末。逆に言えば、私と思い出の中の私との記憶が一致しない人も多くいらっしゃったことでしょう。それほど年を取ってしまった、ということでしょうね。人生とはまことに儚く、時の流れは自分の意識より早く過ぎていくものなのだ、と実感いたしました。

ひとつの締めとして出席してよかったと思います。

毎年あるクラス会は都合のつく限り、元気で一人で遠出ができる限り、今後も出席しようと思っています。

「遠くからきてくださるから、幹事はいいですよ。来てくださるだけでうれしい」といってくださるクラスの皆さん、お言葉に甘えさせていただきます。ありがとうございます。

今日のきものは・

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きもの:紬の訪問着(山岸幸一作)紅想い(はなおもい)

帯:掬いの袋帯(まこと織物)

訪問着といっても織の紬なので、格はあまり高くありません。同窓会にはちょうど良い着物だと思います。

2019年11月 1日 (金)

恒例 矢代仁展へ

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私の大好きな着物メーカーの京都 矢代仁さん、上品会の同人でもある老舗です。今年は東京の明石町にある、料亭「治作」での開催です。

一概に着物といっても洋服と同じく、メーカーさんによって趣が違います。矢代仁さんは母の代からの我が家のごひいきで、特に御召は他の追従を許さないと私は思っています。

といっても老境にさしかかっている(入っている?)私や友人たちはそうそうは毎年買うほどの余裕はありません、が、拝見するだけで目の保養になり、この次はこんなものをと想像するだけでも勉強になります。

会場である料亭「治作」は水炊きで有名だそうで、回廊造りになっている建物の中心には池があり、大きな錦鯉がたくさん泳いでいました。

料亭の方々もとても感じがよく、気持ちよく着ものや帯を拝見し、楽しむことができました。Photo_20191105000201

お料理も大変美味しかったですよ。ごちそうさまでした。

右の写真は食堂から見た池、鯉がいるのがわかりますか?

 

 

今日のきものは:矢代仁展なので、矢代仁さんの作品を着ていきました。

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疋田模様の御召に絵緯で小花模様を織り込んだかなり技術的にも高度な御召。・

糸も細く、しなやかな着こごちです。

帯:染帯としては格の高い羽田登喜夫さんの菊に鴛を合わせてみました。

 

2019年3月17日 (日)

快気祝い

着物友達の一人が乳がんに罹患して以来10年が経ち、一応医師から「治ったと思っていてください」と言われたということで快気のお祝いをしてくれました。

横浜駅近くのジョイナス地下にある関西料理のお店「いらか」での昼食会です。

こうして病気の快気のお祝いをしていただくということは実はお誕生日とか結婚記念日とか言った当たり前ともいえる出来事よりも実は当事者としてはうれしいお祝いなのです。それはおそらく同じ経験をしたものにしかわからない感情だと思います。乳がんならば10年間いつも心の底では再発を心配しているというのが現実です。とにかく10年は再発なしに元気でいたい、といつも思っていました。「ああ、10年無事に過ぎた、私にとってはあとはあまりの人生、今までよりもっと自由に残りの人生が過ごせる」その思いを共有してくれる友人がいるということは本当にありがたいことです。実は彼女も二年前にほかの病ですが、克服しています。

おいしく楽しい時間を過ごせました。本当にありがとうございました。

今日のきものは:お天気も良く二人ともきもの大好き人間なので、当然のごとく着物でのお食事会になりました。

2寒すぎもせず、かといって本格的に春ともいえない陽気、こんな時期にはやはり紬が重宝です。そろそろ結城などは暖かすぎるようになるので、この時期はその次くらいの暖かさの紬を選びます。

帯と帯締めに春らしさを求めて選んでみました。

着物:琉球紬(大城哲作)

帯:唐花模様の染帯(矢代仁)

帯締め:鎧組(平田組紐)

2019年3月 9日 (土)

第67回上品会へ at ベイシェラトンホテル

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たまにはお昼をご一緒にということで、久しぶりに会う着物友達とベイシェラトンホテルで開かれている上品会内覧会を覗いてきました。染、織の最高峰の作品を毎年見せてくれる楽しみな催しです。その分金額も高額なものばかりですが、目の保養にはもってこいの催しです。毎年作品のテーマがあり、今年は俳句ということだそうで、おなじみの俳句から発想した作品が見事な形を成して並んでいました。

ただ、染と織の技術を競う催しのためか、訪問着や格のある帯がほとんどで、どうしても目の保養といことになってしまうのは残念なところですね。ただ、染織業界最高峰の作品といわれるだけあったその品格は他を寄せ付けません。これからも長く続いてほしい催しです。

お昼に春野菜のタップリ載ったおいしい天ぷらそばを頂き友人とゆっくり歓談。楽しいひと時になりました。

今日のきものは:

Photo急に春めいてきたので、きものも春の装いで。

この帯はきれいな水色がかった薄い緑いろで、色自体はとても美しいのですが、着物とのコーディネイトがとても難しい帯です。

着物:御殿絣の御召(矢代仁)

帯:四君子模様の染帯(羽田 登作)

   

2019年1月13日 (日)

平田竹峯さん

一年ぶりに平田組紐の平田竹峯さんが高島屋の呉服部に実演にいらっしゃるというので、着物仲間の一人と出かけてきました。体調不良が続いたとのことで少し顔がほっそりしていらっしゃる以外はお変わりなく、一年分の明るいトークを楽しむことができました。

桐の花の付け下げと松葉青海模様の袋帯に合うしっかりと締まる帯締めがほしかったので、色々物色、結局貝ノ口亀甲の少し濃いめの色を選びました。貝ノ口はお値段が少々張るのですが、それだけのことはあり、袋帯がしっかり締まり、重宝な帯締めです。

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今日の着物は:桐の花模様の付下げに松葉青海模様の袋帯です

帯締めが少し帯に対して弱いので、今回しっかりと締まる貝の口亀甲をお願いしてきました。

2018年12月16日 (日)

まあまちゃんのお誕生会

7娘たち一家のご招待で、今日は横浜のリストランテ・マンジャーレ・ウオーターエッジ・YOKOHAMAというイタリアンのお店へ。

地元ですが、あまりこちらの方には出かけないので全くの不案内、横浜駅から地図には4分と書いてあるのですが、ゆうに10分はかかったのでは・・

どうも結婚式場を兼ねてというか結婚式場がメインでそれに併設したレストランと言う雰囲気です。窓からは横浜らしい景色がネオンに映え、若い人のデートスポットとしてはぴったりなのではないかな、というのが感想。

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お味はまずまず、ドリンクは飲み放題コースだったのですが、これはちょっとどうかな、赤ワインなどお口に合わなくて残念でした。好きな銘柄のお酒を少し飲んだ方が私たちの年代には合っているとおもうのですが・・

二時間それでも和気藹藹とお孫ちゃんを中心に楽しいお食事を頂くことができました。

言うのも癪なほどの年になってしまいましたが、いくつになってもこういう会はうれしいものです。

今日のきものは:夜のお食事だし、お祝いの会でもあるので、紬ですが少しドレッシーに決めてみました。

Photo着物:墨絵模様の染紬 母から譲られたものなので出自はわかりませんが、軽くて艶があってなかなかよい紬だと思います

帯:小倉貞右作 江戸の祭り この帯一本でぱっと華やかになります

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2018年10月29日 (月)

京都 矢代仁展

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年に一度の矢代仁展、今秋は珍しく台町の料亭”滝川”で、

滝川と言うと特選呉服謝恩販売会が多いので、ついつい錯覚してしまうほど。

やはり大きな会場より料亭での開催は落ち着きが合ってよいと思います。

今年は手織りお召の復刻版ということで珍しい手織りの御召を解説付きで拝見したのですが、やはりお値段は手がかかると言うことで半端ない!見るだけの目の保養となりました。

今回は単衣の波模様の付下げが余りに薄色で秋口には着られないと言うことで染変えをお願いしておいたので、その色決めと以前から欲しいと思っていた輪奈ビロードのコートをお願いしました。輪奈ビロードのコートは一枚持っているのですが、なにせ作ったのが2001年、臙脂色のコートでは死ぬまではむりだろう、ということで少し地味目の素敵なグレー紫に染めていただくようお願いしました。付下げ、コートとも染め上がりが楽しみです、

帯はいつもコラボする岩田の帯、

京都から今回はまこと織物のHさんがいらっしゃると事前に伺っていたので、それではと、帯は牡丹と蝶の花札がらの掬いの帯を締めて行きました、

余談ですが、Hさんは年を経るごとに素敵な中年になっていらしているようで、やはり美的感覚の鋭い方は違うなあと感心しています。

みなさんと沢山お話しして楽しい半日を過ごすことができました。こういった目の保養が着物を見る目を養ってくれるのだと思います。

きょうのきものは:

Photo_4近頃は季節を問わず白大島を着ている方が多いので、私も同調することにしました。沢山着てあげないと勿体ない着物です。

猪鹿蝶シリーズ帯は牡丹と蝶でも秋も締めます。前帯が花札なので・・

帯締めで秋色を添えて・・

帯:牡丹と蝶柄の掬いの帯(帯の岩田  まこと織物)

2018年10月25日 (木)

小倉貞右・隆 親子展と送別会

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12時からお世話になった高島屋の社員さんの退職送別会をベイ シェラトンホテルにある”木の花”で。

出席者はいつもの着物仲間の三人、分からないことがあるといろいろお知恵を拝借した大変お世話になった方です。人間は誰もが否が応でも年を取ります。ついこの間お知り合いになったばかりとおもっていたのにもう退職の時期になってしまい、ちょっと近頃時の流れの速さについていけなくたっている自分を発見します。

懐かしい思い出話や孫たちの話、これからの生活などなどお互い年金世代の話はつきず、楽しい二時間を過ごせました。まだ社員さんではないけれど、週に3日くらいはメンバーズルーム勤務でいらっしゃるそうなので、時々お茶ついでに顔を見に伺おうかと思っています。

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2時からは24日から高島屋で開催されている「小倉貞右・隆親子展」へ

恒例の展示会ですが、毎年々々目新しく工夫された作品を拝見することができ、楽しみにしている展示会です。今年は貞右さんが所用でいらっしゃらなくてお会いできす残念でしたが、息子さんの隆さんと色々お話できとても有意義な時間を持つことができました。

何でも今年の四月に通産省伝統工芸士になられたとかで、お若いのに実力十分、素敵な作品を沢山見せていただき眼福でした。

今日のきものは:貞右さん、隆さんにお会いすると言うことで、三人とも貞右さんの帯を締めて行きました。隆さんが「父が喜ぶと思いますので」と言って三人の帯姿を写真に取り、お父様に送ってくださったようです。

Photo_2きもの:北斎小紋 小桜紋ですが、近くで見ないと無地に見えますね

帯:江戸の祭り (東京手描き友禅 小倉貞右作)

帯締め:真砂子(平田組紐)

2018年9月 1日 (土)

母の七回忌

早いもので母がなくなって丸六年、今年は七回忌になります。次の十三回忌には私が元気でいられるか分からないので、出来るだけ集まってね、ということで、総勢八人で8月26日~28日の二泊三日の予定で法事に故郷まで行ってきました。

近頃は最高気温で全国一を何度もとって有名になった岐阜の多治見市のお隣の町です。おそらく多治見よりこちらの方が気温は高いと思うのですが、なんでも計測する場所がないそうなので、一応全国一位の席は多治見市に譲っている状態なのだとか・・高い建物がないうえに意外に草木がすくない、ということで外は直射日光をもろに受け、暑い暑い!

まずは26日に先達の私と妹それに二男、孫の四人でお墓掃除にお寺へ。背の高い息子がいたおかげで今年は石碑のてっぺんまで綺麗に掃除でき、皆大満足。

Photo午後に行ったのでお天道様が竹藪の中に隠れお墓の敷地の中は日陰で涼しく、一時間かけてゆっくりとお掃除できました。都会と違ってお墓の敷地は広く、おそら2坪近くはあるので、掃除の仕甲斐はあります。

その分翌日の法事の日は午前中だったので直射日光をもろに受け、お墓の前での住職の読経の間は皆ただ耐えるのみ、それでもとどこおりなく法事を終えることができ、終わった後はみな満足げな様子でした。

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この日は皆で御嵩町と瑞浪市の間をまたぐ鬼岩温泉の「了山」という宿に宿泊。

なかなかこのメンバー全員で集まる機会がないので、夕食は鮎の塩焼きなどの美味しいお食事を頂きながら、和気藹藹と楽しい時間を過ごせました。

私は余りの暑さに脳みそは沸騰状態、ただでさえ回転が悪くなっている頭の回転はないも同然。お孫ちゃんに「まあまちゃん、大丈夫?」といわれるほどぼけぼけでした。

さあ、しっかり休んで疲れをとり、また元気に動かねば・・

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