催事

2018年10月29日 (月)

京都 矢代仁展

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年に一度の矢代仁展、今秋は珍しく台町の料亭”滝川”で、

滝川と言うと特選呉服謝恩販売会が多いので、ついつい錯覚してしまうほど。

やはり大きな会場より料亭での開催は落ち着きが合ってよいと思います。

今年は手織りお召の復刻版ということで珍しい手織りの御召を解説付きで拝見したのですが、やはりお値段は手がかかると言うことで半端ない!見るだけの目の保養となりました。

今回は単衣の波模様の付下げが余りに薄色で秋口には着られないと言うことで染変えをお願いしておいたので、その色決めと以前から欲しいと思っていた輪奈ビロードのコートをお願いしました。輪奈ビロードのコートは一枚持っているのですが、なにせ作ったのが2001年、臙脂色のコートでは死ぬまではむりだろう、ということで少し地味目の素敵なグレー紫に染めていただくようお願いしました。付下げ、コートとも染め上がりが楽しみです、

帯はいつもコラボする岩田の帯、

京都から今回はまこと織物のHさんがいらっしゃると事前に伺っていたので、それではと、帯は牡丹と蝶の花札がらの掬いの帯を締めて行きました、

余談ですが、Hさんは年を経るごとに素敵な中年になっていらしているようで、やはり美的感覚の鋭い方は違うなあと感心しています。

みなさんと沢山お話しして楽しい半日を過ごすことができました。こういった目の保養が着物を見る目を養ってくれるのだと思います。

きょうのきものは:

Photo_4近頃は季節を問わず白大島を着ている方が多いので、私も同調することにしました。沢山着てあげないと勿体ない着物です。

猪鹿蝶シリーズ帯は牡丹と蝶でも秋も締めます。前帯が花札なので・・

帯締めで秋色を添えて・・

帯:牡丹と蝶柄の掬いの帯(帯の岩田  まこと織物)

2018年10月25日 (木)

小倉貞右・隆 親子展と送別会

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12時からお世話になった高島屋の社員さんの退職送別会をベイ シェラトンホテルにある”木の花”で。

出席者はいつもの着物仲間の三人、分からないことがあるといろいろお知恵を拝借した大変お世話になった方です。人間は誰もが否が応でも年を取ります。ついこの間お知り合いになったばかりとおもっていたのにもう退職の時期になってしまい、ちょっと近頃時の流れの速さについていけなくたっている自分を発見します。

懐かしい思い出話や孫たちの話、これからの生活などなどお互い年金世代の話はつきず、楽しい二時間を過ごせました。まだ社員さんではないけれど、週に3日くらいはメンバーズルーム勤務でいらっしゃるそうなので、時々お茶ついでに顔を見に伺おうかと思っています。

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2時からは24日から高島屋で開催されている「小倉貞右・隆親子展」へ

恒例の展示会ですが、毎年々々目新しく工夫された作品を拝見することができ、楽しみにしている展示会です。今年は貞右さんが所用でいらっしゃらなくてお会いできす残念でしたが、息子さんの隆さんと色々お話できとても有意義な時間を持つことができました。

何でも今年の四月に通産省伝統工芸士になられたとかで、お若いのに実力十分、素敵な作品を沢山見せていただき眼福でした。

今日のきものは:貞右さん、隆さんにお会いすると言うことで、三人とも貞右さんの帯を締めて行きました。隆さんが「父が喜ぶと思いますので」と言って三人の帯姿を写真に取り、お父様に送ってくださったようです。

Photo_2きもの:北斎小紋 小桜紋ですが、近くで見ないと無地に見えますね

帯:江戸の祭り (東京手描き友禅 小倉貞右作)

帯締め:真砂子(平田組紐)

2018年9月 1日 (土)

母の七回忌

早いもので母がなくなって丸六年、今年は七回忌になります。次の十三回忌には私が元気でいられるか分からないので、出来るだけ集まってね、ということで、総勢八人で8月26日~28日の二泊三日の予定で法事に故郷まで行ってきました。

近頃は最高気温で全国一を何度もとって有名になった岐阜の多治見市のお隣の町です。おそらく多治見よりこちらの方が気温は高いと思うのですが、なんでも計測する場所がないそうなので、一応全国一位の席は多治見市に譲っている状態なのだとか・・高い建物がないうえに意外に草木がすくない、ということで外は直射日光をもろに受け、暑い暑い!

まずは26日に先達の私と妹それに二男、孫の四人でお墓掃除にお寺へ。背の高い息子がいたおかげで今年は石碑のてっぺんまで綺麗に掃除でき、皆大満足。

Photo午後に行ったのでお天道様が竹藪の中に隠れお墓の敷地の中は日陰で涼しく、一時間かけてゆっくりとお掃除できました。都会と違ってお墓の敷地は広く、おそら2坪近くはあるので、掃除の仕甲斐はあります。

その分翌日の法事の日は午前中だったので直射日光をもろに受け、お墓の前での住職の読経の間は皆ただ耐えるのみ、それでもとどこおりなく法事を終えることができ、終わった後はみな満足げな様子でした。

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この日は皆で御嵩町と瑞浪市の間をまたぐ鬼岩温泉の「了山」という宿に宿泊。

なかなかこのメンバー全員で集まる機会がないので、夕食は鮎の塩焼きなどの美味しいお食事を頂きながら、和気藹藹と楽しい時間を過ごせました。

私は余りの暑さに脳みそは沸騰状態、ただでさえ回転が悪くなっている頭の回転はないも同然。お孫ちゃんに「まあまちゃん、大丈夫?」といわれるほどぼけぼけでした。

さあ、しっかり休んで疲れをとり、また元気に動かねば・・

2018年4月28日 (土)

上品会と雅楽鑑賞

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毎年恒例のきもの展示会上品会が芝の増上寺で開催されました。今年も早々に内覧会で作品を拝見していますので、今回の主目的は始めて体験の雅楽の演奏。

以前から東儀秀樹さんには関心がありましたので、たのしみにしておりました。

ホールでは東儀さんが越天楽を笙で演奏しながらの登場です。他の楽器の演奏は音で流し、合奏形態をとっての演奏です。

なんでもいわゆる雅楽だけでなく、今や小学校の音楽教育からはずされつつある日本の唱歌の演奏を試みたり、オリジナル曲を演奏したりと雅楽のみならず幅広い音楽を追求していこうと精力的に活動をされている様子。

しちりきという小さな笛や龍笛の紹介もあり初めて雅楽に接する初心者にもなじみやすい演奏でした。

演奏の後は記念の写真を皆さんと一緒にパチリ、良い思い出になることでしょう。

今日のきものは:友人が猪・鹿・蝶の連作のひとつ猪の帯で来ると言うので、私もそれにあわせて牡丹と蝶の掬いの帯で。着物は今年は登場の機会の多い白大島。帯締めだけは変えて西大寺組で。

PhotoPhoto_2右は友人の帯、今回は法事があるため欠席だったもう一人が鹿の帯を作っています。三そろいにならなくてちょっと残念でした。

2018年2月12日 (月)

A ちゃん、おめでとう!

11日にピアノコンクール、日本バッハコンクール決勝大会が、よく12日に結果、表彰式が上野学園石橋メモリアルホールでありました。このホールであるのは小学5、6年生コース。Aちゃんは横浜地区予選を経ての出場です。実は昨年も予選を通過して全国大会に出たのですが、残念ながら無賞に終わっていました。今年は横浜ではトップ通過二人に与えられるYOKOHAMA賞を頂いていたので、なんとか賞を頂けるところに食い込みたいと思っていたようです。

このコンクールはバロックを学ぶということが主眼ですので、あくまでも勉強の成果を披露するものだとは思いますが、なにせ北は札幌、南は沖縄までの予選を経ての出場ですので上手な方が多くなかなか結果を出すことはできません。

「勝負服の赤いセーターを着て応援にきてね」といわれ11日には私の妹、彼女の伯父に当たる長男夫婦、父方の祖父母とともに応援鑑賞に行きました。もちろん私は定番の赤いセーター、Aちゃんも赤いドレスです。

Aちゃん、がちがちに緊張、思うように指が動かなくて本人としては不本意なでき、演奏後、会場に入らないでロビーで一人で泣いていたようです。

と言うわけで、翌日の発表には来なくていいよ、ということだったので、予定通り私は落語。楽しんで帰ってしばらくしてAちゃんより電話、「あのね、ベスト賞とと銀賞が貰えたよ」本人も周りもびっくりでした。ベスト賞とはその曲を弾いた人の中で一番が貰える賞だそうです。演奏曲インベンション11番はバッハさんが一番悩んでいたころの曲で、その苦しみを演奏で出すのが難しいのだとか・・うまく音が出なくて暗い気持ちで弾いたのが良かったのかな?

とにかくご指導いただいた松崎伶子先生には感謝です。

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素敵なトロフィーとベスト賞の楯を頂きました。Photo_3

2018年2月 3日 (土)

第66回 上品会内覧会

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毎年恒例の染織技術の最高峰上品会に横浜まで行ってまいりました。ずらりと写真をならべてみましたが、同人7社の技術の粋を集めて製作された秀品ばかり、今年のテーマの一つが童謡百年、日本のこころ、そして工芸作品とコラボした工芸の美。とても手の届くお値段ではありませんが、拝見するだけでもたのしいものです。

ただちょっとさびしかったのは以前より紬の作品が少なくなっていたこと、紹介パンフレットにも一作も載っていないのは初めてではないでしょうか。紬業界頑張れ!です。

これから何カ月もかけて色々な場所で展示されますので、他の作品も拝見できることでしょう。

今日の着物は:今日は紬ではなく、ドレッシー感覚の御召で、織疋田に絵緯で小花模様を散らした風通御召、帯は染帯ながら格のある鴛鴦模様の名古屋帯で。

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着物:風通御召(矢代仁) 上品会同人です

帯:鴛鴦模様の染帯 (羽田登喜男作)

2018年1月14日 (日)

平田竹峯さん

毎年一月恒例の平田竹峯さんの実演販売会に行ってきました。

以前は年に何回か実演があったのですが、ここ数年は全国を廻っていらっしゃる竹峯さんの予約がいっぱいで、一回になってしまいました。東京、横浜近郊の他のデパートやお店にいけばお会いできるのでしょうが、ここ横浜の高島屋でのことです。

竹峯さんと一年分のおしゃべりをして今年の分の注文をして夕方まで友人と二人たのしんできました。新年最初のご挨拶ということで着物も普段着ではなく格上げしていくのが毎年の恒例になっています。

友人はクリーム地に藍で描いた模様のある付下げに綴れの帯で決めてきました。

今日の着物は:

Photo一年ほど着ていない梅ねず色の新小石丸の無地に鳳凰模様の糸錦の袋

帯で。

着物:梅ねず色の無地、地紋は牡丹唐草(矢代仁)Photo_2

帯:鳳凰模様の糸錦の袋帯(帯の岩田)

それにしても左手のサポーター、目立ちますね、

2017年12月 8日 (金)

丸一日お楽しみデー

お昼過ぎから夕方までは年末恒例の高島屋特選呉服販売会に台町の料亭滝川へ着物仲間三人で、夜七時からはにぎわい座へ落語を聴きに行く、という近頃では珍しい一日二か所のお楽しみ。一つに全力投球すると次の予定の頃はぐったりとなる情けないお年頃になってしまったので、近頃はダブルの予定は組まないことにしていたのですが、今回は二つとも外せないということで、頑張って、同時に適当に力を抜いて出かけてきました。

滝川は横浜では有名な料亭、お昼にいただく会席膳もおいしく、いつもありがたく頂戴しています。今回は丹波屋さん製の白地に紫と緑の模様の入ったしゃれ袋を超お値打ちの価格で手に入れました。着物や帯は洋装と比べるとお値段が張るので、こういった信用あるお値打ちの販売会で手に入れるのが一番の得策だと思っています。品質は間違いなしの良品ばかりです。今回も問屋さんとの楽しいトークを十分に楽しんでから、五時半過ぎに桜木町にあるにぎわい座へ。

2017_12_8今夜は柳家権太楼の独演会、相変わらずの盛況でほとんど席は埋まっていました。この会は比較的年配、特に男性が多いのが特徴です。
お昼から出ているので、眠気が来るのではないかと思っていたのですが、なんのなんの、相変わらずの熱演でそんな暇はありませんでした。「一人酒盛」の酔いっぷりはいつものことながらまさに一升酒でも飲んだよう、そして「井戸の茶碗」は滑稽さを交えながらの人情味あふれた熱演で知らず知らずのうちに引き込まれていました。

よく権太楼の「動」とさん喬の「静」といわれますが、まさにそうで、今の落語界をけん引していく実力者であることはまちがいないと言えそうです。

今日の着物は:仕立ておろしの墨絵模様の紬に萩紋のしゃれ袋帯

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両方とも母から譲られたものです。この紬は非常に軽く艶もあり、暖かくて着易い着物でした。

何処の紬か母から聞いていなかったので不明ですが、問屋さんにうかがったところ、かなり良いものと言うことです。墨でえがかれた四季の花の模様が良く映っていないのが残念です。

2017年10月19日 (木)

クラス会 in Nagoya

ここ4年ほど毎年10月19日と日を決めて高校2,3年同クラスだった人たちとのクラス会が卒業高のある名古屋で開催されてきました。今まではすべてお天気、なのでこの時期はお天気が当たり前と思っていたのですが、なんだか今年は天候不順、生憎の雨の上おまけに気温も例年より低いという日にあたってしまいました。

どう考えてもそれほど先行きが長くない年代、元気なうちはたとえ名古屋であろうとも出席しようと思って毎年出かけています。今年は昨年より多い16名出席、数人の入れ替えは大概体調不良が理由。それでも来年は元気になって又出席したい、というメッセージが幹事さんのところに届いているとのこと。二年間一緒にいた間になんども一致団結して物事を解決してきたクラスですから、年を重ねても、長年会っていなくても、あえば和気藹藹と昔話に花がさきます。正義感のとても強いクラスでした。正義感が強すぎて先生を困らせたことはありましたが、生徒間はいたって仲良し、今でいういじめはなかったと思っています。

会場は大須にあるローズコートホテル内の日本料理”比翼”、リーズナブルなお値段で3時間ほどお食事を頂きながら旧交を温めました。

毎年ホテルをとって一泊して帰るのですが、いつものホテルが満室だったため日帰り。大阪から友人が出てきてくれてクラス会の後は楽しいおしゃべりを8時まで楽しみました。少々疲れましたが楽しい一日でした。

今日のきものは:

Photo雨の上気温も低かったので、縮緬は避けて結城紬で。

このコーディネイトは初めてですが、すっきりとした着物に華やかさのある祭りの帯でクラス会出席にはほどよいかと思います。

いつも着物で出席してくださる友人は「雨なので」と洋服姿、残念!

着物:結城紬(奥順 稲葉賀恵デザイン)

帯:大江戸の祭り(小倉貞右作)

2017年10月 1日 (日)

小倉貞右・隆 親子展ー古典とモダンの融合

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毎年この季節恒例の貞右さんと隆さんお二人の親子展、貞右さんから直筆のご招待状をいただき着物仲間三人で拝見しに伺いました。

今年のテーマのひとつは”ひさご”、はがきの写真はその代表的な作品。

落ちついたアイボリー地に糊で地模様を表したとても手の込んだ作品、蒔糊とは違う工房独特の手法だそうですが、敢えていえば”糊吹雪”と言ったらいいのかも、とおっしゃっていました。着てみたい作品ですが、私の財力ではちょっと手が届きません。

モダンの中に古典の味を添え、特に地色に若々しさを表現した隆さん、深い地色と京友禅の流れを東京友禅の中に融合させ、あくまでも着る人を美しく見せる作品にこだわる貞右さん、今年も良いものを沢山拝見させていただきました。

隆さんの作品の付下げに使われていたブルー地、あの色で手描き友禅の小紋を作ったら素敵だろうな、とまたおしゃれ欲望を満開にさせた私でした。

今日のきものは:

小倉先生の展示会なので三人とも先生の作品を着て行きました。

10月1日の上、なんとか袷を着ても大丈夫な気温でしたので、先生には初お目見えの祭り模様の付下げ、「その着物はHさんにぴったりですね」とおほめいただき安心しました。

Photo前回着た時は帯締めが写真を取ると少しきつめに見えましたので、今回は少し地味目に柔らかい感じにしてみました。伊勢組です。

地色は先生によると香色の系統だそうです。

山王日枝神社の祭礼を描いた祭り模様です。日本の祭りをテーマに作品を描かれたものの一つです。

きもの:東京手描友禅付下(小倉貞右作)

帯:白地雲模様の袋帯(帯の岩田 勝山織物)

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