和装

2019年4月11日 (木)

さん喬独演会 at にぎわい座

D6697bf3d1c9071ec4211b2306102394_1自分が納得のいくまできっちりと噺す、というのがさん喬師匠のやり方、というわけでいつの間にか師匠の独演会の時は遅くなるのを覚悟で行くようになりました。おそらく聴きに来ている方々はみなその覚悟で来ているのだと思います。今までの経験では10時半過ぎても席を立つ人はいない、最後までじっくりと聴いて帰る、そういう独演会です。

演目は 1.お菊の皿 2.応挙の幽霊 3.牡丹燈記

師匠曰く、「夏以外の季節でも幽霊が出ないわけではないからいいでしょう」と。

この中では「牡丹燈記」が師匠の十八番。「牡丹灯籠」の名で有名な階段ものの原典版。中国のお話です。

以前一度聴いたことがあるのですが、より進化して怪しく美しく演じられていました。真夏に聴くとより迫力が増しすごみが感じられるかもしれません。

本日は9時半終了、師匠にしてはお早い店じまいでした。

 

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今日のきものは:なんと60年物の母から譲られた十日町紬(?)クエスチョンマークがつくのは確定診断ではないからです。

その道の専門の方々に伺ったのですが、ただしっかりした織の良い着物ということが分かっただけでした。おそらく十日町ではないか、というだけです。母からは白山紬と聞いていたのですが、今は白山は白地だけですので、どなたも否定、しかし60年前ならこんな紬もおられていたのではないかと私は思っています。張りのある、しわのよりにくい、お手入れが楽な着物です。

帯:おそらく初めてのコーディネイトです。陶絵模様の掬いの帯(まこと織物)

帯締めは綾竹組で。

 

2019年4月10日 (水)

伊豆古奈温泉旅行

Photo_8 恒例の三人組旅行、今回は伊豆の古奈温泉 古奈別荘から優待券を頂いたので、普段はちょっとお高くて泊まれない高級旅館へ三人で行ってきました。9日、10日はお天気という予報だったのですが、なんと前々日から10日はかなり雨が降る予定とか、近頃は天気予報が外れることが多いので、この予報も当てにならず、と思っていたのに意地悪にも今回は的中!誰か”雨女”がいたのかしら?

こちらの旅館は名の通り福沢諭吉の娘婿が晩年を過ごした別荘でその後ウテナ化粧品の創業者が京風数寄屋造りの別荘を建て、昭和14年に旅館を開業したという老舗です。

私たちが案内されたのは五重塔を模したエレベーターのある建物を五階まで登ったところにある数寄屋造りの一軒家でした。

なんとこの建物は四室もある広い造り、三人でここで暮らせるわね、と笑ったほど広々としていて建物の名前に”日の出”とついているだけあって眺めが抜群、きっと夜明けには日の出がきれいにみられるということでしょう。ただ、食事や大浴場にいくためにはかなり歩くので、足の悪い方には難儀かもしれません。

 

 

Photo_9 特筆すべきはお食事のおいしさ、夜は全くお肉は出ませんでした。海のもの山のものでの懐石料理、陶器の炊飯器で炊かれた桜エビと筍の炊き込みご飯の美味しかったこと!

今まで行った温泉旅行の中でも三本の指に入るほどの美味しいお食事でした。

翌日はあいにくの大雨でどこへも行かず三島に戻りお昼を頂いて解散になりましたが、三人とも大満足の温泉旅行でした。

次の三人旅行は秋の信州仙仁温泉へ。これまた楽しみです!

 

 

 

今日のきものは:春らしく今回は塩沢紬に牡丹に蝶の掬いの帯で。

紬は動きやすく足さばきもよいので旅行には最適です。

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2019年4月 7日 (日)

ピアノコンサートへ

2Photo_7 娘のお誘いで新進ピアニストのコンサートへ行ってきました。

会社の同僚の姪御さんで、海外でピアノの研鑚を積まれた女性ピアニスト酒井有彩さん、

今回CDデビューをされたので記念のコンサートということです。

銀座三越の裏手にある王子ホール、会場はほぼ満席です。

ドイツとフランスで勉強されたということで、演目は一部がドイツ、二部がフランスの作曲家の作品でした。

とても力強い演奏で、ときおり会場からブラボーと声がかかっていました。

 

音楽にはまったく素人の私ですので、技術的なことはわかりませんが、高度なテクニックを持った方だな、どちらかというとドイツ作品のほうがこの方にはあっているのではというのが率直な感想です。

久しぶりに音楽のシャワーを浴びて心地よい午後のひと時を持つことができました。

 

今日のきものは:最近は音楽会にしろ、歌舞伎にしろ普段着姿で楽しむ方が多いのですが、私は演奏者や出演者に敬意を表して昔ながらに身なりを整えていくことにしています。したがって今日も着物。

 

4屋内で撮ったので、照明の加減で色が少し変化していますが、薄紫の北斎の型紙を使った小紋です。

帯は唐花模様の染帯(東京手描き友禅作家 小倉隆さんの作品)

2019年4月 4日 (木)

ちょこっと野暮用で

   

 

春めいてきたので、着物をきてちょこっと横浜までお出かけしてきました。

着物仲間の友人も用があるというので待ち合わせてお茶。

私同様着物大好きな友人も春らしく装って・・

グリーンのきものが新鮮に見えました。

今日のきものは:そろそろ御召の着ごろ、こげ茶地の絣御召です。帯は満開のソメイヨシノ

この御召、あまりに合わないような気がしてめったに着ませんが、たまには箪笥から出してあげないとね・・

              

      

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 今日のきものは:絣御召(矢代仁)

 帯:桜模様の染帯 帯締め:笹浪組 桜

 

 

               

 

 

 

2019年3月31日 (日)

元気でよかった!

  3Photo_3 年ぶりに独身時代にお勤めしていたころの友人二人に会いました。

 お昼を一緒にということで、横浜スカイビルにあるレストラン「ミクニ ヨコハマ」でのランチです。

 前回もこちらでランチを頂いたのですが、量的にもちょうどよく、女子会にはお値段的にも合うので、毎回こちらでいいのでは、となりました。ただ、テリーヌがウサギ肉だったのが三人にはちょっと不評、今どきはジビエといってこういうお肉を頂くのが流行っているとのことですが、昭和人間のおばさまにはなじみが薄く、鶏肉に似ているというのなら鶏肉のほうがいいわね、というのが感想。

 12時からのランチで2時過ぎまでゆっくりとお食事と会話を楽しむことができ、本当に良かったと思います。というのは友人の一人がかなり重い病を抱えており、治療の関係もあり会う日時がかなり限られているので、こうして会える時間はとても貴重な時間になるからです。

三年前は持っていなかった杖を持っての登場で、びっくりしましたが、話してみると昔の彼女と変わりなく、楽しい時間が持ててうれしく思いました。また、秋にでも会えるといいわね、といってお別れしました。

 

 Photo_4 今日のきものは:本格的に春めいて桜の季節になりましたので、着物も帯も春仕様です。

着物:塩沢紬  帯:山桜模様の染帯(夜桜を表現したもの)帯締め:笹浪組 桜

 

 

 

2019年3月17日 (日)

快気祝い

着物友達の一人が乳がんに罹患して以来10年が経ち、一応医師から「治ったと思っていてください」と言われたということで快気のお祝いをしてくれました。

横浜駅近くのジョイナス地下にある関西料理のお店「いらか」での昼食会です。

こうして病気の快気のお祝いをしていただくということは実はお誕生日とか結婚記念日とか言った当たり前ともいえる出来事よりも実は当事者としてはうれしいお祝いなのです。それはおそらく同じ経験をしたものにしかわからない感情だと思います。乳がんならば10年間いつも心の底では再発を心配しているというのが現実です。とにかく10年は再発なしに元気でいたい、といつも思っていました。「ああ、10年無事に過ぎた、私にとってはあとはあまりの人生、今までよりもっと自由に残りの人生が過ごせる」その思いを共有してくれる友人がいるということは本当にありがたいことです。実は彼女も二年前にほかの病ですが、克服しています。

おいしく楽しい時間を過ごせました。本当にありがとうございました。

今日のきものは:お天気も良く二人ともきもの大好き人間なので、当然のごとく着物でのお食事会になりました。

2寒すぎもせず、かといって本格的に春ともいえない陽気、こんな時期にはやはり紬が重宝です。そろそろ結城などは暖かすぎるようになるので、この時期はその次くらいの暖かさの紬を選びます。

帯と帯締めに春らしさを求めて選んでみました。

着物:琉球紬(大城哲作)

帯:唐花模様の染帯(矢代仁)

帯締め:鎧組(平田組紐)

2019年3月11日 (月)

一朝・一之輔親子会

2019_3_11まあ、不思議でもなんでもないのですが、まったく芸風の違う師匠と弟子、そのどちらも魅力的な落語を語る一朝と一之輔、今月は権太楼の独演会を我慢してこちらを選択。一昨年以来ですが、聴くたびに一之輔の進歩が際立ちます。

2019_3_11_3前半の一之輔の「干物箱」、一朝の「包丁」は初めて。今回は弟子の一之輔が順番でトリをとるということで、師匠の一朝、のびのびやれるとか・・

二人の力が存分に発揮できたのは中入り後、一朝の「壷算」、これは今まで聴いた壺算のなかでも出色の出来、「花見の仇討」はいつもながら一之輔独特のバージョンで皆をひきつけます。年に何度も聴くわけではないので彼の進歩がかえってよくわかります。一之輔、以前より少~しあくがとれたかな、  

楽しい二時間でした。

今日のきものは:そろそろ今季はおしまいかなと思い久米島紬で。色が秋冬向きなので、帯で春の雰囲気を・・

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着物:久米島紬(母から譲り受けたもの)

帯:桜模様の染帯

2019年3月 9日 (土)

第67回上品会へ at ベイシェラトンホテル

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たまにはお昼をご一緒にということで、久しぶりに会う着物友達とベイシェラトンホテルで開かれている上品会内覧会を覗いてきました。染、織の最高峰の作品を毎年見せてくれる楽しみな催しです。その分金額も高額なものばかりですが、目の保養にはもってこいの催しです。毎年作品のテーマがあり、今年は俳句ということだそうで、おなじみの俳句から発想した作品が見事な形を成して並んでいました。

ただ、染と織の技術を競う催しのためか、訪問着や格のある帯がほとんどで、どうしても目の保養といことになってしまうのは残念なところですね。ただ、染織業界最高峰の作品といわれるだけあったその品格は他を寄せ付けません。これからも長く続いてほしい催しです。

お昼に春野菜のタップリ載ったおいしい天ぷらそばを頂き友人とゆっくり歓談。楽しいひと時になりました。

今日のきものは:

Photo急に春めいてきたので、きものも春の装いで。

この帯はきれいな水色がかった薄い緑いろで、色自体はとても美しいのですが、着物とのコーディネイトがとても難しい帯です。

着物:御殿絣の御召(矢代仁)

帯:四君子模様の染帯(羽田 登作)

   

2019年2月26日 (火)

二月大歌舞伎 夜の部

Photo12月に行ったばかりなので予定に入っていなかったのですが、また格安で一等席が手に入りましたので、歌舞伎座へ。

行く気がなかったのでよく見なかったのですが、ポスターを見ると出演者はそうそうたるメンバー。

一度は千秋楽を経験してみてもよいと思い、26日の最後も最後、夜の部です。

演目は

熊谷陣屋

2.當年祝春駒

3.名月八幡祭 

三代目松禄の父、辰之助追善供養公演ということです。

熊谷陣屋は近々では芝翫の襲名披露で拝見しましたが、吉右衛門の熊谷にはより寂びがあって心にしみるのは吉右衛門の年齢によるところも多いでしょう。

2.では松緑の長男、尾上左近の曾我五郎がはつらつとして立派でした。将来が楽しみですね。

3.では松緑の演技が光りました。玉三郎の美代吉は美しく、そして生きるための悪女ぶりが際たち、見ごたえがありました。

思いがけない楽しい一夜になりました。

今日のきものは:

2019_2_26着物は東京手描き友禅作家、小倉貞右さんの付け下げ、”江戸の祭り”山王日枝神社のお祭りを描いた作品です、丁度本日の祭りの演目につながっていてよかったです。

Img_0763帯はすっきりと白地の袋帯で。

2019年2月25日 (月)

またまた家族で昼食会

横浜でちょっと用足しがあると出かけようとしたら、娘たちから「小田原の両親が来るので横浜でお昼をするからもし時間があったら来ない?」と誘われしばらくご両親にお目にかかっていないこともあって、それに美味しいものには目のない食いしん坊の私は二つ返事でOK。

桜木町の横浜ロイヤルパークホテルにあるレストラン&バンケット フローラでランチを頂きました。ご両親とは昨年のピアノの発表会でお会いして以来ですが、お元気そうで安心しました。

お昼のグラタンがメインのコースは量的にもちょうどよく、女子会にもぴったりではないでしょうか。

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食事の後はお別れして私は本来の用事を済ますため横浜のデパートへ、今日は高島屋ではなく、珍しく”そごう”です。

今日のきものは:そごうでちょっと用を足すだけなら、洋服でいいかな、と思っていたのですが、ご両親とお食事会ならと、急遽着物に変更。気楽な紬で。

2019_2_24_2_2着物:紅花紬 

帯:南風原花織の名古屋帯(大城哲作)

帯締め:御岳組

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