旅行・地域

2018年10月21日 (日)

熱田神宮とひつまぶし そして徳川美術館

2018_10_19_00120日は了山を11時に出発、名古屋へ戻りました。宿泊予定の名鉄グランドホテルに荷物を預け、熱田神宮へ。中学から6年間も名古屋に通ったのですが、熱田神宮へ行くのは初めて。遠距離通学だったので、正直通うのに精いっぱい、のんびり休日に出歩く余裕はありませんでした。当時は今ほど交通が便利ではなく、毎日の通学も一時間に一本の汽車(なんと蒸気機関車でした!)、よく頑張ったと思います。

熱田神宮をお参りして、その後は同級生が大女将だと聞いていた”ひつまぶし”発祥のお店という「あつた蓬莱軒」へ。午後の部は4時半からということで一時間近く並んで待ってのごちそうです。噂には聞いていたのですが、開店の4時半近くになると門の前にずらりとお客様が並びます。すごいですね。

おひつにぎっしりと詰まった細かく刻んだうなぎとごはん、たっぷり4膳分はあるので、とても食べ切れませんでした。残りはパックに詰めていただいてホテルまで持って帰りました。

楽しい一日になりました。

20日のきものは:

Photo連続して同じ着物を着るのは着物を傷めるので、この日は着なれた紅花紬と南風原花織の名古屋帯で。

が、丁度よい気温と思ったのですが、少々暑かったですね。

やはり北国の紬は暖かいです。

最終日の21日、ホテルはシングルの一人部屋でみなさんよく眠れたようで元気に出発、

バス・地下鉄一日乗車券を買ってバスで徳川美術館へ。ちかごろ名古屋も観光ブームでバスは満員、立っている人も大勢います。ぐるりと市内の観光スポットを巡るのですが、名古屋城と徳川園で降りる人が多いようです。

徳川園では少し足が悪い友人がいるので、お庭などはパスして美術館へ。中学生の頃きたことがあるはずですが、まったく記憶がなく初めて訪れた感覚でした。

2泊3日の旅は大充実!夕方新幹線に乗ったころはもうエネルギーゼロ・・

21日の着物は:紅花紬では暑いのでまた大島紬に戻しました、帯だけは母から譲られた葡萄模様の紬の帯にかえ、変化を持たせました。

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2018年10月19日 (金)

クラス会にかこつけて

毎年10月19日にある高校のクラス会、名古屋での開催なのですが、定日なので、計画が立てやすく終了後大阪からの友人と地元の友人のかつての仲良し三人組で温泉や観光にでかけることにしています。クラス会の出席者は毎年十数人、何人か入れ替わるので平均すると二十人近くが毎年あるいは隔年に出席していることになります。

やはり年を重ねると本人の病気、ご主人などのご家族の病気、が多くなり欠席者の大半の理由はこのふたつが主流のようです。あと何年出席できるかと私自身もいつも思うのですが、ひとりで名古屋まで出かけられるうちは皆の顔を見に行こうと思っています。

毎年着物で会いましょう、と約束したクラスメートは今年も素敵な紬の着物に博多の帯といういでたちで出席してくれました。来年も元気に着物で会えるといいなと思っています。

終了後は二次会は遠慮して名古屋駅のホームで待つ大阪の友人のところへ。中央線の土岐市駅でもう一人と合流して今年は夏の法事の時にも行った鬼岩温泉「了山」へ。

秋の味覚の王者松茸の土瓶蒸しやマツタケご飯を夕食にいただき至福の時を過ごすことができました。

きょうの着物は:まだまだ暑さが残るし、旅行には軽くて動きやすい大島紬が最適と、珍しく大島をきて出かけました 帯は秋の植物、がまずみ模様の染帯です

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「あら、随分地味なきものを着るようになったのね、」と同級生に言われてしまいました。

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右の写真は翌日、出発前に宿の前で。この日は紅花紬を着ましたが、やはりまだちょっと暑くて汗をかいてしまいました。

2018年4月16日 (月)

春の古都 その2

奈良から京都に戻って15日は三条にあるホテルで宿泊、銀座で何度かお世話になったホテルのチェーンホテルですが、かなり最近できたものらしくお部屋も真新しく清潔。なによりセキュリティがしっかりしているのが女性三人で泊まるのには安心です。

が、翌朝、朝食を食べにレストランに行ってびっくりしました。バイキング形式の朝食会場は満員、でもなんだかいつもと雰囲気が違うな、と思って見渡すと、なんとなんとジャパニーズは私たち三人だけの完全アウエイ。欧米人の姿も多いのですが、八割がた中国の方々、ここは京都なのだろうか、と思うほどです。錦市場が近いので、ホテルを出てからぶらぶらしてみたのですが、歩いている観光客はほとんどが外国の人ばかりでした。

観光客が多いのは京都の繁栄にはよいのでしょうが、私たち古い日本人ははんなりとしたあの京都の旅が楽しみたい・・

どうしても”老松”の和菓子をお土産に買いたいと友人に言ったら、上七軒にあるから、北野天満宮にお参りしてその帰りに買いましょう、ということで、一路バスで北上、30分以上バスに乗って目的地へ。

Photo上七軒の通りは写真のように石畳、古都の景観を残した町並みは、やっと昔の懐かしい京都に会えたようなうれしい気分になりました。

老松さんのお店もうっかりすると通り過ぎてしまいそうな控えめな感じですが、かといって入りにくさはなく、また来たいという気持ちにさせられる雰囲気のあるお店でした。

お土産の他に三人分桜餅を買って天満宮の境内のお休み処でいただきました。

上品な甘さで優しい味のするとても美味しい桜餅でした。

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何度も京都に来ているのですが、北野天満宮は初めて。

工事中でしたが、とても素晴らしく、またゆっくりお参りに来られたらと思います。

楽しい春の旅行でした。

さあ、秋は何処へ行きましょうか。

今日の着物は:帯は昨日と同じ。着物は昨年単衣から袷に仕立て直した塩沢紬で。軽くて動きやすいきものです。

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そうそう伊と忠さんで作っていただいた綿入りの草履。やはりとても歩きやすい、まったく疲れを感じませんでした。これからも大活躍することでしょう。

2018年4月15日 (日)

春の古都

毎年恒例の仲良し三人組旅行に行ってきました。

今回は大阪に住む友人が幹事役。久しぶりに奈良・京都を三人で楽しみましょう、ということで春の嵐吹く15日に京都駅に集合です。実は私は昨年も呉服関係のツアーで京都に行っているのですが、仲良し三人組でマイペースな旅を楽しむのもまた楽しいものです。

とはいえ15日の朝は大変でした。夜から暴れ出した風雨は暴風雨といってもよく、着物で出かける私としては「さあて、どうやって新幹線の駅まで行こうか」というのが大問題。もっとも困るのは洋服でも同じ、おそらくびしょぬれになってしまうことでしょう。

ということで人に頼むことが大嫌いな私としても背に腹は代えられなく、初めて娘のお婿さんに車を出してくれるようにお願いしました。

お婿さんの親切に甘えたおかげで無事駅に到着。幸い新幹線も定刻通りに発車、名古屋で友人を一人拾って並んで京都までいけました。京都は少々肌寒い薄曇りでしたが、持参した雨コートを着れば丁度よい、といった気温。

京都駅から近鉄にのってこの日は奈良へ。中学時代に大仏は拝顔したきりだったので、今回はポピュラーコースで行きましょうということで、100円で乗れるバスに乗って二月堂と東大寺大仏殿を廻りました。

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二月堂から見た奈良の町、こうしてみると学生時代に来た鄙びた平城京の面影があります。   外国人の観光客が感嘆の声を上げながら写真を取っていました。

帰りに駅まで乗ったタクシーの運転手さんの話によれば、外国人観光客の8割は中国の方々だそうです。

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久しぶりの東大寺、やっぱり大きいですね。このような大建築を聖武天皇の時代に建てたというのがまず、びっくり、もっとも鎌倉時代にいちど焼失して再建されたということですが、クレーンも何もない時代に人力だけでよくぞ建てられたものだと感嘆しきり・・

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大仏殿では珍しく写真撮影OK、鎌倉の大仏同様、やはり”美男におわします”

今日の着物は:春らしく白大島に牡丹に蝶の掬いの帯

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2017年12月23日 (土)

冬の東北初体験 12月21日~23日

2017_12_21目的地は岩手県雫石、娘たちがスキーに行くのに乗っかっての旅行、もちろん転んだらおしまい、寝たきりになる可能性のある私はスキーはやりません。

東北の冬の寒さの程度が分からないので、手持ちの衣類で考えうるだけの防寒をして出かけましたが、ピリッとした寒さは潔いほど気持ちよく、何の問題もありませんでした。もちろんこの環境で生活していくことを考えなければという旅行者の甘い感想です。

今年の冬は気温の変化が関東地方でも激しく、例年になく身体が痛い、宿泊予定の雫石プリンスホテル内には高倉温泉という温泉があるというので私の目的はこちら。

娘たちは車で六時間半かけての旅行ですが、車が苦手な私は秋田新幹線で優雅に旅行です。盛岡で北海道新幹線はやぶさから切り離されたこまち最初の停車駅が雫石、なんとなんとこの駅で下車したのは私一人、田舎の小さな鄙びた駅といった風情のホームで、エレベーターはもちろんエスカレーターもありません。とても新幹線の停車する駅とは思えないのですが、駅舎は写真のとおりおしゃれなしつらえです。でも人がいないのよね~

2017_12_23ホテルのお部屋からは岩手山など素敵な冬景色がみられ水墨画のような自然の美しさが楽しめました。ゴンドラにのってスキー場も見学、それにしても孫のスキーの上達の早いこと!子供はやっぱり違います。

夜の5時からは車で小岩井牧場へ、綺麗にライトアップされ幻想的な景色を見ることができました。お土産のチーズやクッキーもゲット、

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2泊して私一人は先に帰宅、雪の雫石駅のホームも映画のワンシーンのようで、ひとりでホームにたっているとなんだか胸がキュンとなるような気分になりました。たまにはこんな旅行もいいですね。

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2017年4月 2日 (日)

上品会京都旅行 2017年 4月1日~2日 その4

おいしいフランス料理を頂いてパンパンになったお腹をなでながら、再びジャンボタクシーにのり、今回の旅行最後の見学に出発。慈受院という比丘尼御所(つまり尼寺)です。ここは足利四代将軍義持の正室日野栄子が天皇家の菩提を弔うため建立したと伝えられています。こちらもやはり非公開なので特別拝観となります。

庵主の梶好寿門跡のお話とお寺に伝わるお雛様を拝見させていただきました。中は写真を撮らせていただけないのですが、お庭を撮るのは許していただきましたので、記念写真を何枚か撮りました。

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お庭はこじんまりとした良く手入れされた素敵なお庭でした。蹲(つくばい)にそっと浮かべた椿の花(侘び助でしょうか)の赤い色がとても印象的で庵主さまの優しいお心が見えるようでした。

このお寺を最後に京都駅へ、16時35分発ののぞみで一路横浜へ、さすがに皆さん帰りの新幹線の中では爆睡といった方が多かったようです。楽しい楽しい旅行でした。お世話になった皆さん本当にありがとうございました。Aちゃんも思いがけない体験を多くして充実した春休みなったようです。

上品会京都旅行 2017年 4月1日~2日 その3

広々としたお部屋でゆっくり一夜を過ごした翌朝はおいしい朝がゆ定食を頂き、9時40分頃にホテルを後にして2日目の目玉、陽明文庫へ出発。文庫へ行く道は細く、バスでは入れないので、ジャンボタクシーに乗って向かいました。今日一日はジャンボタクシーでの移動です。

陽明文庫とは藤原氏五摂家のひとつ近衛家の御蔵を継承した機関で道長の御堂関白記から幕末に至るまでの公家資料の大宝庫ということで、平常は未公開なのですが特別拝観させて頂きました。蔵は高床式になっており入蔵にはマスクを着用、もちろん冷暖房はありません。

Photo_2文庫長の名和修さんに案内を頂きゆっくりと拝観、千年以上前の道長の御堂関白記が本当に良い状態で保存されているのには驚きました。最新の注意を払って管理をなされてる、その日ごろの努力には頭が下がるおもいでした。一時間ほど拝観したあとは和風の母屋の広間で暖かいお抹茶とお菓子を頂きました。(このお菓子のおいしかったこと!全員から感嘆の声が上がっていました。上七軒の老松のお菓子だそうです)

小学生のAちゃんには少々難しいかな、と思ったのですが、かなり印象に残ったようで、よい知的財産になったかと思います。

ほどよくお腹がすいたころに陽明文庫を出発、今回の旅行最後のお食事を京都ホテルオークラ17階にあるフレンチレストラン ピトレスクへ。正直言ってごちそうの食べ過ぎでフレンチはちょっと重たいな、と思っていたのですが、フルコースで出た割にはさっぱりとした日本人向きフレンチでおいしく頂けました。さすがにデザートの三品は完食ならずでしたが、御飲み物もおいしく皆さん大満足のようでした。そして17階から見渡す京の町も最高でした。

今日のきものは:

Photo_3一日目に比べて屋外が多いので暖かさでは勝る塩沢紬を着用、

この着物は三年ほど単衣で着たのですが、暖か過ぎでいまどきの単衣としては出番が余りなく、今年袷に仕立て直したものです。ちょっと小寒い日もある春先にはぴったりの紬です。昨日と帯は同じですが、帯締めを優しい感じの経巻に替えました。

着物:塩沢紬(林宗平工房) 帯:掬い名古屋帯(まこと織物)

帯締め:綾竹経巻(平田組紐)

2017年4月 1日 (土)

上品会京都旅行 2017年4月1日~2日 その2

大雲院での展示会を見た後はぶらぶら歩きながらバスの待っている知恩院のバス停車場へ、途中観光客の多さにびっくりしながら歩きましたが、レンタルの着物を着た若者たちの多いことにはおどろきました、外人さんなどは浴衣様の着物らしきものを着てリュックを背をっています。まだまだ寒さの残るこの時期にぺらぺらのポリの着物や浴衣様の着物を着せて商売をするというのはちょっと古い私には理解できないことのように思えました。賛否両論あるでしょうが、きものという衣類の形だけを取った布を着せてお金を儲けるという感覚はどうも納得いきませんでした。京都の繊維業界の人たちはどう思っているのでしょうか。

ブライトンホテルで30分ほど休んだ後、再びバスで夕食の会場である”本家 たん熊”に向かいました。

2017_4_1_003_2ご主人の説明によると本家 たん熊は京都の高島屋にあるお店と本店の二軒だけ、他のたん熊と名乗るお店はご主人の従兄さんの経営だとか、お店は広げるな、というのが先代から厳しく伝えられたことだそうで、また食材そのものを生かした料理をすることが大切だと教えられたことを厳しく守っているのだとか。

生まれて初めてのすっぽん鍋も頂くことができてほんに口福の極みでした。小学生のAちゃんですらこちらの料理が今回の旅行で一番おいしかった、と感想を述べていました。

Aちゃんが大喜びしたもう一つのことは舞妓さん、芸妓さんの踊りや粋な遊びを体験できたことだったようです。特に17歳の舞妓さんとは楽しそうにお話をしていました。そうそう、たん熊の御主人、とても気さくな方で「私、テレビの綾鷹のCMに二年ほど出ていますよ」とおっしゃっていましたが、そういえばお顔を良く見るとテレビで見知ったお顔でした。

ホテルに戻ったのは21時過ぎ、Aちゃん、楽しくて仕方がないので寝るのがもったいないとおそくまで頑張っておきていました。

今日のきものは:

Photo_2春らしい装いで旅行にも向く紬をということで初日は白大島にしました。初お目見えの掬いの帯にもぴったりでAちゃんにも好評でした。

きもの:白大島(恵織物)

帯:花札連作の一つ、牡丹に蝶の掬いの帯(帯の岩田 まこと織物)

帯締め:鎧組み

上品会京都旅行 2017年4月1日~2日 その1

過去二回参加して、できればもう一度と思っていた高島屋の主宰する上品会京都旅行に参加してきました。

今回は孫のAちゃんを連れての参加です。子供にはちょっと贅沢(大人でも・・)な旅行かな、と思ったのですが、何事も経験、できるときにできるものを体験しておくことが将来の肥やしになると言うのが私の考えなので、春休みを利用しての参加となりました。四月には6年生になるAちゃん、もう「そんなことあったかしら・・」と記憶から消えてしまう年齢ではなくなったので、祖母の私がいなくなった後でも「そんなこともあったよね、楽しかったよね」と思いだしてくれるだけでも祖母からの形のない遺産になると思ったからです。

さて、初日は生憎の雨となりましたがそれは横浜を出発するまで、朝、9時9分発ののぞみに乗って一路京都へ。11時過ぎに京都駅に到着するとバスに乗り換え、昼食会場のイタリアン イルギオットーネへ。(こちらではAちゃんの苦手な豆類や蛸、烏賊類が多くかなり苦戦していました)

今年のメンバーは5組10名、ご夫婦二組、ご夫婦とお嬢さん、一人参加の御婦人、と私たち祖母孫の二人組です。こじんまりとした団体旅行で和気あいあい、食事をするたびに親しさが増し、Aちゃんも「みんな優しくてうれしかった」そうです。

食事の後はぶらぶら歩いて大雲院へ、金閣、銀閣があるならばと銅閣と呼ばせたかったようですが、大雲院のほうが通りが良いようで、ここには織田信長、石川五右衛門の墓がありました。搭の一番上に登ると京の町が一望できるということで着物姿のうえ、高所恐怖症の私も頑張って階段をのぼりました。

Photo信長公のお墓の前で記念にぱちり・・

この大雲院ではこれこそが高島屋さんにとっては一番のイベント、上品会入選呉服の展示会、子供のAちゃんですら感嘆するような美しい着物や帯の勢揃い、目をきらきらさせていました。そして桜の絵で有名な日本画家中島千波氏のトーク。会場は大盛況でこの日ばかりは呉服業界の斜陽を感じさせないにぎわいぶりでした。

2016年10月21日 (金)

クラス会と幼なじみ

昨年は東京での高校の学年会に重なり欠席した地元名古屋での高校のクラス会、今年は「是非に」と言われ出席してきました。この年になって「会いたいから絶対にきて」と言われるほどうれしいことはありません。「会いたい」と言われる内が花、誰も私のことなど思い出してくれることもなく、また思い出してくれるような人がいなくなってからでは人生淋しい、年のせいかちかごろ切にそう思うようになり、たとえそれがちょっとお世辞がらみの言葉であったとしても、少なくとも無視されてはいないということ。それが人間にとってはとても生きて行く上で励みになることではないでしょうか。

場所は大須にあるローズコートホテル内の「比翼」という日本料理店。11時半の開店からランチの終わる2時半までゆっくりと旧交をあたためることができました。一昨年クラス会に出た時トンボ帰りに帰ったらものすごく疲れ、年を感じましたのでこの日はゆっくりホテルに一泊することにしました。

そしてそしてせっかく泊まるのだからともう一人会うことにしました。「Tちゃんに会いたい、会いたい」との一心でいろいろつてを頼って私の居場所を突き止めてくれた幼なじみのKちゃん、実家の近くでテーラーを営んでいたお宅の通称、洋服屋のKちゃんです。小学校に上がる前から毎日のように外をかけずり回って一緒に遊んだKちゃん、運動神経抜群の上仕立てやさんの娘さんらしく手がとても器用、そしてなにより性格がとてもいい、邪心のないいい子でした。Kちゃんが私を探し当ててくれてから15年振りの御対面です。午後5時半から9時まで話は尽きることなく楽しい時間を共有することができました。会う機会をもてて本当によかったです。

19日の着物は:

Photo着物:紅花紬(新田秀次) 帯:唐花模様の染帯(東京友禅 小倉隆)

予報が直前になって変わりかなり温度が高くなってしまいましたので、この着物ではちょっと暑かったですね。ただ旅行には紬は着崩れしないので安心して電車にも乗られます。

ちょっと遅れて会場に入ったら皆さんが「ワーッ」と歓声を上げてくださいました。きものは得ですね。

10年ほど前に作った着物ですが、今回洗い張り仕立て直しをしたらとても着易くなりました。お手入れをすれば着物は本当に長く着られます。

そして翌20日は:私が名古屋で一泊することを知った大阪と土岐市在住の高校仲良し三人組の二人がなんとわざわざ名古屋まで出てきてくれました。このところ精神的にかなり参っている私を元気づけるためでもあったらしいのです。いつものように名古屋駅の大時計の下で待ち合わせ近くのホテルのラウンジで10時半から1時過ぎまでおしゃべり、お昼は名古屋名物のみそ煮込みうどんを食べ、ここでもおしゃべり、夕方4時27分発の新幹線に乗るまで楽しく過ごすことができました。事実落ち込んでいた私もこの二日間で少し元気を取り戻せたようです。皆さん本当にありがとう!

Photo20日の着物は:やはり二日間は同じ着物は着たくないので用意してきた琉球絣で。帯はワイン地の掬い名古屋帯。

琉球絣(大城哲作) 帯:掬い名古屋帯(帯の岩田 まこと織物)

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