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2019年10月

2019年10月22日 (火)

映画 蜜蜂と遠雷

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大規模な映画館ではありませんでしたが、ほぼ満員、観客はまことにお行儀がよく、がさごそと音を立てる人はいません。皆映画というより音楽を聴きに来ているという感じです。小説の「蜜蜂と遠雷」が素晴らしく、本のなかから音が響いてくるような、私のような音楽の素人にもこの音を生で聴いてみたいと思わせる作品でしたので、映画化されると聞いた時から公開を楽しみにしていました。

当日はピアノはもう一歩だけれど耳だけは抜群の孫と二人で出かけました。4人を演じた役者の大変さはさることながら、それぞれの個性に合わせて弾かなくてはならない、4人のピアニストはさぞたいへんだったことでしょう。正直、マサルや亜夜の演奏はおそらくですが、ピアニストの方々の個性そのものを出してめいっぱい弾いても良かったと思いますが、難しいのは明石と塵の演奏ではなかったでしょうか。

塵は人によってとても評価が分かれる演奏ということで、天才的な輝きが求められると思いますが、素人の私にはとても優等生的な演奏に聞こえ、意外感がありませんでした。誤解をされると困るのですがこれは決してピアニストが下手だということではありません。

そして、生活者としての音楽を目指す明石の演奏はやはり受賞したという「春と修羅」の演奏を前面に出して聴かせてほしかった。”生活者としての音楽”に一番惹かれた孫が「明石を主人公にしたスピン オフ映画を作ってくれたらいいのにね。というのには私も同感です。

映画としては ★★★★☆ 80点というところでしょうか。

2019年10月20日 (日)

やっと一段落したので

13日に予定されていたにぎわい座の古今亭文菊師匠の独演会が中止になり、12月に延期されたので、予約していた12月のチケットを受け取りに行く機会を逃していました。規約では15日までに受け取らないと自動キャンセルとなることになっていましたが、15日に旅行を控えていたし、なにやかやで、いけない、にぎわい座に交渉したところ特例として21日まで待ってくださるとのこと。大いに助かりました。

また15%引きの優待が今日までとのことなので、欲しいと思っていた半襟と足袋を買う予定もあり、チケットを受け取った後、高島屋まで足を延ばしました。秋らしい帯付きのきものには最適な日だったので、久しぶりの御召で。帯は芯の入れ替え済み、御召は仕立て直し済みと、新しい着物を着るときのように新鮮な気分になりました。

たまたま来合せていた着物仲間の友人と茶房でお茶、天高く馬肥ゆる秋になりそうです。

 

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 着物:クリーム地の御殿絣の御召

 帯:赤茶地の椿模様の縮緬地の染帯

この帯は母から譲られたものですが、とても重宝する帯で、今回で芯の入れ替えは二度目。それだけよく結ぶということですね。30年近くたちますが、色あせていません。

2019年10月16日 (水)

二日目は馬籠の宿へ

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二日目の朝はぬけるような秋の空、つい先日の台風の残した爪痕が信じられないような良いお天気。これなら今日一日馬籠の宿を着物姿でも満喫できるだろうと期待大。

恒例のホテル前での記念写真撮り、そしてもよりの土岐市駅まではタクシーで移動です。今回の旅のリーダーの提案で、移動は省エネ重視、タクシー移動をすることになりました。私も還暦を過ぎたら交通手段はお金より快適を選ぶことにしていましたので、大賛成。

土岐市駅からは中央西線で中津川駅まで移動です。駅からはタクシーで、馬籠の宿まで20分ほど。

そうそう、中央線で中津川まで行くのですが、車窓から見える景色はのどかな田園風景、ちらちら新しい家が建ちならんでいるのが見えましたが、のんびりとしたゆるやかな時間が流れているのは昔とそうかわりません。

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 車を峠の上につけてもらい上から石畳を降りてきましたが、かなり外国の人も多く、にぎわっていました。

京都や奈良のような騒々しさがなくゆっくりあたりの風景を楽しみながら歩けたのは本当に良かった。

おいしいと評判の五平餅を出すお店が二軒ともお休みだったのは五平餅目当てだった私としては残念無念!

台風で急遽目的地を変更した旅でしたが、予想以上に楽しい二日間になりました。

 

二日目のきものは写真の通り、帯だけガマズミ模様の染帯に変えて。

 

2019年10月15日 (火)

秋の三人組旅行

台風19号の猛威は全国的で、想像以上に河川の氾濫が多く、多くの方々が被災されました。

そんなとき呑気に旅行というのも気が引けるのですが、なにせ人生のノートの残りページの少なくなったシニアのおばさん友達三人組、当初予定していた長野の仙仁温泉が千曲川の氾濫で、キャンセルとなり、それでもせっかく予定を開けて息抜きをと楽しみにしていた時間をなくすのがもったいなく、急遽、岐阜の鬼岩温泉に予約を入れ予定通りでかけることとなりました。昨秋も泊まった「了山」という宿です。

岐阜の東濃あたりは被害もなく、電車の窓から見える景色ののんびりした秋の風情、穏やかな日常が営まれているという印象でした。

おいしいマツタケの土瓶蒸しを含めた料理を頂きながら、たわいない日常の噺をかわすひと時、中学以来の長い付き合いの友人たちとの時間は大切な人生の一コマです。

今回の旅行もいつもの通り、着物で。足さばきの良い大島紬を着ていきました。

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15日の出発時の装いは泥大島に暈し模様のつづれの帯、絵羽模様におられた着物にすっきりとした帯は、なかなかよくマッチしていました。実はこの帯、私はあまり好きでなくほとんど締めたことがありません。硬くて締めにくいからです。これを機会に時々登板させて柔らかくしていきたいと思います。(帯:上野)

 

 

2019年10月 6日 (日)

やっぱり単衣

久しぶりに着物仲間の友人と待ち合わせて横浜へ。

衣替えの季節でお互い悉皆やなんかお願いするものがあったので、それではお茶でもご一緒しましょう、ということになったわけです。どちらかというと寒がりの彼女は衣替え済み、縹色の大島をしゃっきりと着こなしていました。20年も着物を着続け、着物になじんでくるとやはり着物が体に沿ってくれるようになるようです。

私はまだまだ袷を着る気になれず、単衣の本塩沢で。

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きもの:本塩沢 

帯:ブドウ柄の紬の帯(帯だけは袷用です)

帯締め:栗梅色の冠 (道明)

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