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2019年9月

2019年9月18日 (水)

吉右衛門不在の秀山祭でしたが・・

2019-9   大阪の友人が吉右衛門ファンでどうしても一度観たいということで、今年の秀山祭のチケットを取りました。18日の夜の部、席もなかなかよく、七列目の中央近く、演目は寺子屋、幸四郎の勧進帳、松浦の太鼓、寺子屋で吉右衛門の松王丸が観られると張り切っていた友人、東京について初めて16日から高熱のため休演だと知り大いにがっかり・・

それでも芸達者がそろう秀山祭、松王丸は松緑が代役で演じて、吉右衛門のようにはいきませんがなかなかの熱演、義理と親の心情のはざまでゆれる難しい役どころをしっかりと演じていました。突然の代役でさぞ大変だったことでしょう、なんでも松王丸は二度目とのことですが、一度の経験で急な代役をこれだけこなせるとはたいしたものです。このような経験を経て役者は成長していくのでしょうね。

そして、勧進帳が素晴らしくよかった!幸四郎も昼の部の沼津で吉右衛門の代役を務め(これは初役だそうです)、膨大なセリフを一夜にして覚え演じきったのはすごいことです。そして夜の部では義経を思う心情と弁慶の人間の大きさを見事に演じ、最後には幸四郎弁慶そのものが大きく見えた秀逸な舞台になりました。思うことは同じ、隣の席の友人も「幸四郎が大きく見えた、役者が大きく見えるときは出来が良かったということよね」と感激していました。「吉右衛門は観られなかったけれど、こんな素晴らしい弁慶を観られたから今回は満足」と大阪に帰っていきました。

 

今日のきものは:ここしばらく体調がはかばかしくなく、着物を着るにも身が入りません、といって怠けていてはどんどん老いるばかり、ということで、単衣の付け下げ、昨年白すぎて着られなかったものを染め変えたものです。今度は少し地味になったかな、というところ。

2019918 コーディネイトがもうひとつしっくりこなくて来年着るときは練り直しです。

着物:波模様の付け下げ 

帯:九月も半ばすぎたので、つづれの帯で、(つづれの帯 ベルリンの花 石川つづれ)

 

2019年9月15日 (日)

薄物卒業

年を一つ重ねたせいか、ことのほか今年の夏はつらかった・・

昨夏よりは猛暑日は少なかったけれど湿度が高い、子供のころから夏は大の苦手で、食欲はなくなる、勉強も体がだるくて身が入らない、この世にこの湿度の高い夏がなかったら、私はもっと大成していたのでは、と思うほど(単なる怠け者のいいわけですが)夏はいやでした。若いころはいまでは想像もつかないほど超やせっぽでしたからそのことも影響していたのかもしれません。まあ、鶏と卵の追っかけっこみたいなものです。

と、なんだか怠け者のいいわけみたいなことはこの辺にして、さすがに9月も15日、薄物とはいかず、今秋初の単衣のきものでお出かけ。

着物仲間の友人とふたりいつものデパートに行き、志村ふくみ、洋子さんのアトリエの作品を拝見しながら着物談義。さすがに桁の違うお値段の数々、欲しいとも思わず、冷静に拝見できるのはかえっていいかも・・です。

出かけているときは元気で楽しいけれど家に帰るとどっと疲れがでます。あ~あ。

今日のきものは:

2019-9-15

 薄手の御召なのでこの時期ぴったりです。

ただ。下に着ている絽の長襦袢との相性が悪く、うっかりすると袖から長襦袢がちらり、

次に仕立て直すときは着物の裄を少し延ばさないといけないかもしれません。

帯締めはぎゅっと締まる西大寺組で、(平田組紐)

 

 

2019年9月 6日 (金)

還暦おめでとうございます!

 2019-9-6_20190910090401  いやはや楽しい独演会でした。一年ぶりの桂米團治独演会、年に一度のこの会を楽しみにしているのですが、若手と思っていた米團治師匠もなんと今年還暦だとか、二席目のとき、「実は還暦で7月まで方々を廻っていたのですが、ここではまだ披露してないから」ということで、羽織袴の正装で登場、羽織は黒地に束熨斗(”つかねのし”と読むそうです)が大きく背に描かれたちょっと愛嬌のあるデザイン、上方落語の遊び心満載のいでたちで会場をわかせました。本日の本命、質屋蔵をとりに京の茶漬蛸芝居の三席を熱演。

 

この三席の中で聴いたことがあるのは質屋蔵のみ、あとの二席は初です。囃子が入り、大きな振りが入り、なんともにぎやかな話しぶり、こういったところが上方落語の特徴であり、江戸落語にない面白みかもしれません。

201996_20190910091601

 

 

さすがに米朝のご子息、毎年聴くたびに精進の後がみられ次にお会いするのが楽しみなる落語会です。

「横浜大好き」のよいしょも健在です。

 

 

今日のきものは:九月に入ってもまだまだ猛暑健在、台風が近づいているせいか、湿気も半端ではありません。今季最後の薄物と決め、琉球上布での外出です。

2019-9-6_20190910092401

紗の帯にしようかと迷った挙句、前回締めた変わり絽の帯で、模様が初夏のように見えますが、青紅葉が一枚描いてあるので、よしとしました。庭のもみじもまだまだ青いですからね。

地色は白地に見えますが薄いグレー地です。



2019年9月 1日 (日)

熱中症?

8月25日から、今年も恒例の故郷の墓参りに行ってきました。妹と私、それに孫の三人です。昨年よりは暑さが楽だったような気がするのですが、なにせ湿気が梅雨が明けても酷く、夏に弱い私には大打撃、墓所が日陰になる3時半過ぎに行ったのですが、お掃除と御参りが済んだころにはどうも体が変・・慌てて近くにあるクロコーヒーというお店に入ったのですが、なんと水の入ったコップを持った手が震える始末。一時間ほど甘いものや冷たいものなどを頂いて休憩したらなんとか元気になりほっとしました。年々気候が変になり、寄る年波で体も弱くなってきています。来年からはお墓参りの時期を考えなくてはならないな、と思ったほど・・

Img_9681 午後5時頃の故郷の町は人っ子一人いない、Img_9682

 駅前の通りも白っぽく光っているだけでシャッター通りと化していました。

年々寂れていく故郷を見るたびにさみしさが募ります。やっぱり来年も頑張ってお墓参りにこよう、元気でいなくては・・と思った次第です。

 

 

 

2019-8-27 翌日は恒例の修善寺温泉へ、皆、お墓参りの後の温泉のご褒美が楽しみで暑い中を出かけているのかもしれません。お墓参りは省略して温泉だけ参加する人が毎年います。まあ、それは親睦会ととらえていいことにしましょう。

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