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2018年1月10日 (水)

着衣始は市馬独演会

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暮れから家事が忙しく、労働での名誉の負傷とはなんとも情けない、左親指の関節を痛めてサポーターをする身、本年最初の着物はうまく着られるかどうか懸念していました。比較的着易い紬系の着物と名古屋帯にしていざ!となったのですが、人間はほんの少し不自由なところがあってもその不自由さが何倍にもなって返ってくるものですね、悪戦苦闘しての40分、やっと帯を結べてなんとかさまになりました。がいつものようにすっきりとは着られない、今年の着衣始はさんざんな結果になりました。

が、久しぶりの市馬師匠の独演会は素晴らしく、今年初の落語にふさわしい幕開けとなりました。一席目は「御慶」、この噺は初体験、なんでも純粋な江戸落語だそうで「御慶」という題名は小さん師匠が名付けたものらしい、一時間近くの長講、「御慶」とは「おめでたい」というあいさつらしいのですが、富くじに凝った八五郎がやっと千両をあてたあと大家から伝授された付け焼刃の知識で振舞う面白さを市馬師匠はさらりと粋に話してくれました。そして二席目がなんと十年振りにきく「片棒」、初めて市馬落語を聞いたときに「七段目」と一緒に聞き、市馬落語の面白さにはまった噺です。あれ以来聞く機会がなく残念に思っていた噺ですが、今年最初の落語会で聞くことができなんだか今年は良いことがあるような気がしてきました。市馬師匠の片棒は絶品です。会場全員笑い転げてめでたくお開きとなりました。まさに初笑いでした!

今日の着物は:着衣始ということで紬ですが少しエレガントに。

Photo_2少々映りが悪いのですが、ベージュ地に墨絵風に描かれた四季の花模様の染紬、母から譲り受けたものですので、出自は分かりません。

帯:唐花模様の染帯(小倉隆作  東京手描き友禅)

帯締めは笹波組

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