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2017年9月

2017年9月12日 (火)

廓三景  柳家さん喬独演会

2017_9好きな落語家の中でも今特にはまっているのが、さん喬師匠、恋話と廓話はぜったいに聴き逃せない。欠点はぜったいに手を抜かないから終演が遅くなる。故に独演会のある日は深夜の帰宅を覚悟して出かけます。

今回は初めて聴く「五人廻し」に「明烏」「お直し」の三席。余り長い噺はないので遅くなると言っても知れていると思い、その点は安心して出かけました。(珍しく9時半の終演、早い方です)

ちょっと滑稽な「五人廻し」、熱演でした。五人のお客をしっかりと描き分ける力量は凄い、うぶな若旦那の吉原初体験の明烏、おかしみの中に夫婦の情愛をのぞかせるお直しと廓三景をじっくり堪能できました。次の独演会は12月、やっぱり聴き逃せませんね。

今日のきものは: いよいよ本格的な秋単衣の季節になりました。数年前までは噺家は9月いっぱいくらいは絽の着物に絽の羽織が多かったのですが、今年は米團冶、さん喬のおふたりとも単衣もの、かくて私も本格的に秋の単衣になりました。

Photoきもの:単衣紬(おそらく塩沢 母のお下がりなのではっきり分かりません)

帯:紙布藍染めの名古屋帯 これも母のおさがりです。

 

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2017年9月 8日 (金)

上方落語の魅力- 桂米團冶独演会

2017_9にぎわい座での独演会は毎年秋に一度。今年で私は三度目ですが、楽しみにしている会のひとつです。

上方落語はとにかく楽しい、演者によっては少々灰汁が強いかなとおもうこともありますが、米團冶師匠は品の良さが灰汁を薄めているようです。

一年振りに見る師匠はおやっというほど外見が米朝さんににてきましたね。そして芸も進歩なさっているようで、おととしより去年、去年より、今年と落語としての味が深まってきているように思います。

 

Photo_3演目は左のとおりですが、いつもは聴けない関西の落語が聴けるのが楽しみの一つです。軽業は中身がない騒がしいだけの噺ですが、と振りがあったのですが、なるほどなるほど、でもにぎやかなお囃子の中での噺ぶりはさすが上方と思わせる楽しいもの、

替り目は以前だれかで聴いたとことがあるのですが米團冶さんのは酔いっぷりが見事でこれまた楽しい演じぶり。猫の忠信にいたってはもう抱腹絶倒!大熱演でした。

来年のご来館が楽しみです。

今日のきものは:Photo_5

これくらいの気温ならば単衣で大丈夫だろうと薄物を卒業して今秋初めての単衣ものを着て行きました。ただし見えないところはまだ夏仕様、足袋は麻、長襦袢も麻、半襟はまだ絽、帯揚げも絽という塩梅です。これくらいの融通をきかせないと当世なかなか着物はきられませんものね。

きもの:白鷹御召 帯:献上博多帯(井上久人作)

2017年9月 3日 (日)

五十日振りの着物

7月15日以来の着物着用です。

こんなことはここ10年ほどは全くなかったこと、それほど私にとっては異常なことなのです。

暑くても、身体が辛くても、精神的に落ち込んでいたとしても「なにくそがんばるぞ!ここで老けこんではなるものか」と昨年までは自分を叱咤してきました。ところが今年は全く気力なしで、叱咤激励する気も起きないのです。

昨日意を決して着物仲間に電話し、きものの悉皆を頼むのを口実に横浜まで出かける約束をしました。少し暑さが遠のいたせいもあり、なんとか仕事をこなすことができました。やはり外にでることは気分転換に良いですね。特に私にとっては家にこもっているのが一番のストレスのたまる要素になっているような気がします。

この秋はどうか良いことがいっぱいありますように・・

Photo今日のきものは:

まだまだ暑いので薄物が手放せません。

おなじみの夏琉球に紗の名古屋帯、羅は盛夏のもので9月になったら暑くても締めませんが、紗は半ばころまでは大丈夫なようです。

近頃は9月半ばまでは気温によって薄物を着たり、単衣を着たりとかなり融通を効かせて暑さに負けないような工夫をするのが良いようです。

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