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2016年12月

2016年12月23日 (金)

今年の着納め

新しい年に初めて着物を纏うことを着衣始というそうですが、果たして着衣納という言葉はあるのでしょうか、ちょっと調べてみたのですが、分かりませんでした。言葉はともかく今日は今年の着物納めにしようと思い、横浜での買い物に着物を着て出かけてきました。なんだかんだといって着物を着る機会を作るのが着物好き。今日は12月下旬にしては暖かく、コートなしでも大丈夫なほどの陽気。

例年なら今頃は大島紬はちょっと暖かさに欠け着ないのですが、今日は丁度よい気温。というわけで、先日直しに出しておいた日月紋のしゃれ袋をコーディネイトしてみました。

PhotoPhoto_2こういった濃い系のコーディネイトは好きなのですが、私の雰囲気に合わなくて敬遠していたのですが、さすが年の功、なんとか着こなすことができるようになったようです。帯揚げに薄香を使って色を抜き、重くなり過ぎないようにするのがコツのようです。

先日手直しした甲斐があって帯姿にも安定感が出ました。

友人曰く「大島とセットで買ったみたいにぴったりの帯ね」だそうです。

着物:泥大島 王朝の調べ (恵織物)帯:日月紋しゃれ袋(千切屋)

2016年12月17日 (土)

真田徹氏講演会 「真田幸村の虚像と実像」

20161217_001ふと歌舞伎座のホームページを見ていたら三階の食堂、花籠での催しで今年の大河ドラマの主役真田幸村(信繁)の直系の子孫、仙台真田家第十四代当主 真田徹氏の講演があるのを見つけました。

タイトルが「真田幸村の虚像と実像、そしてその子女たち」というのですから、一年間大河ドラマを見てきた私としてはいかにゃなるまいです。ちょっと友人たちに声をかけてみたのですが、「大河観てないから」と言う人ばかりで誘いに乗る人はいません。一人だけ「行きたい~」といった人がいたのですが、大阪在住ではちょっとこれだけのために出てくるのは交通費が勿体ない、ということで久しぶりに一人で銀ブラもたまにはいいね、と例のごとくお着物で講演を聴きに行ってまいりました。

聴衆は三十名ほどかな、江戸落語を食べる会もこちらであるのですが、今回は少人数での催しで、ゆったりとお話が聴けました。お茶と和菓子付きということで、花籠が特別にあつらえた真田ゆかりの六文銭の赤い兜をかたどった上生菓子。見事な朱色の綺麗なお菓子です。もちろんお味も上々でした。

Photoそうそう、お噺は真田の出自からはじまったのですが、なんといっても面白いのは信繁の人となり。テレビでは最初の妻お梅ちゃんに娘が一人、正室のお春さんに三人ということになっていますが、実際はきりさんにも一人(女児 九度山にて早世)、お春さんには7人、関白秀次の次女に二人、そして村の某女に女児がひとりとかなりの艶福かだったらしいのです。が昔はこんなものだったかもしれませんね。また信繁のだした手紙を読むと相当の甘えん坊。あのような時代でなかったら、また違った信繁像ができあがっていたかもしれません。

一時間半の予定が二十分ほど延びましたが、楽しい有意義な時間をもてました。

きょうの着物は:

Photo_2暖かく着られるので先染めの紬の訪問着で。訪問着といっても先染めなので、趣味性が高く、気楽に着られる着物です。
華やかさには欠けますが、ほどほどに存在感があり、今日のような催しには打って付けではないかと思いました。最初は生地が硬くて着にくかったのですが、三度目ともなると身に添ってくれるようになりました。

きもの:草木染め紬訪問着(山岸幸一作 紅想い)

帯:掬い袋帯(輪の集い  まこと織物)

帯締め:貝の口雲形(平田竹峯作)

追記:本日(18日)真田丸の最終回を観ました。実像がどうであってもテレビの堺信繁は実にかっこよかったです。戦で人をだますことはあっても心の底に流れるのは誠実な魂。惚れちゃいそうです、こんな男性がいたなら・・

2016年12月10日 (土)

今年の聴き納めは権太楼

09538f96fef3be3ca7a839b37a08948a朝日名人会に行かない場合は毎年にぎわい座での権太楼の独演会が聴き納めとなっているようです。

今年ももうそんな時期になってしまったのか、と少々驚きながら出かけてまいりました。

演目は「猫の災難」と「鰍沢」、数年前冬になるとどこもかしこも、あの人もこの人も鰍沢というちょっとしたブームがありましたが、そのブームが去った後聴くのは今日が初めてのような気がします。本日のできとしては「猫の災難」の方が私的にはよかったですね。酔いっぷりが見事!師匠、全国を飛び回る重労働でお疲れの様子。それでもだんだん調子がでて(声も出て)さすが、と思わせる噺ぶりになっていました。大病も師匠のエネルギーには勝てず今のところ鳴りをひそめているようですね。それでもくれぐれもお体を大切に、師匠の楽しい落語をずっと聴いていたいですから・・

そうそう、師匠の六番弟子のさん光さん、師匠はぼろくそでしたが、随分お上手になりましたね。進歩大ありです。

Photo今日の着物は:真冬はめったにきませんが、まだまだ寒さは緩やかなので、絣お召に縞の紬袋名古屋帯で。芯の入らない袋名古屋帯は軽くて楽に過ごせます。

着物:絣お召(矢代仁)

帯:縞紬帯(帯の岩田)

帯締め:御岳組(平田組紐)

2016年12月 2日 (金)

恒例呉服特販会 at 滝川

2016_12_2_001年に二度の恒例の横浜高島屋呉服部の特販会。今年も年中行事の一つとして着物仲間三人ででかけてきました。

ほんとに、ほんとに超お買い得を見つけるならばこの会がベスト。いつも常設の品物を拝見していますのでどのくらいお買い得か一目でわかります。そしておなじみの問屋さんや呉服部販売員のみなさんと楽しい会話も楽しめます。

もう収入が減って余り高価な物を手に入れることはできなくなりましたが、幸か不幸か目だけは肥えてしまっています。ですからここでへそくりをちょっと貯めれば手に入るお値段で実は凄い!という品物を探します。今回も帯と着物で超、超、超、お買い得を発見。

そのうちお披露目をしますが、高島屋さん、へそくりがたまるまで待ってくださいね。

今日の着物は:

Photo織疋田のお召が着たいと思っていたのですが、今年はお出かけの日に雨が多く、紬に変えてしまっていましたので、着用は今年初めてです。

帯も久しぶりの鴛鴦に菊の花の染帯。この着物は汎用性があり、帯一つで春も秋も楽しめる重宝な着物です。織疋田に絵緯の小花模様が織り込まれているので、見た目よりもかなり高度な技術のいる織物です。

きもの:織疋田に絵緯の小花模様のお召(矢代仁)

帯:鴛鴦に菊の染帯(羽田登喜男作)

帯締:笹波組(平田武士)

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