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2016年9月 4日 (日)

完成!掬いの帯三連作

企画してからほぼ一年振りに三連作の掬いの帯が上がってきました。三連作とは着物仲間三人が同じテーマで帯の柄を決め、一から帯作りをするという究極の注文帯のことです。製織はまこと織物、アートディレクターのHさんに三人の好みを伝え、デザインにも三人が参加させていただき、世の中に一本だけしかないこれぞ本物の私だけの帯が出来上がったのです。今日、お店に行って写真を取ってきましたので載せてみました。

Photo左上から順番に見て行くとおのずとテーマが見えてきますね。

一番上が猪が萩の花札から飛び出している図、その次が紅葉の模様の中によく見ると鹿が描かれています。注文者の友人が一目では「猪鹿蝶」のテーマが分からないほうがよいというので鹿を影絵のように配置しました。

上の方に描かれているのが前帯の柄になりますので、三人そろって締めた時、前に廻って見て初めて連作のテーマが分かるという仕組みになっているのです。一人だけで締めるときは花札のイメージを強調したくないという鹿を選んだAさんの希望があり彼女のお太鼓の柄は一番花札を連想しにくい模様になっています。                        

2_3猪の模様がSさん、彼女はデザインに物語性の強い物をえらびましたし、彼女の好みにあった個性的なものになりました。

そして右下の牡丹と蝶の柄が私のものです。地色は好みの色の紫系、好きな色ですが帯では一本もまだこの色は持っていません。   少し粋なお召の着物を作りましたので、まずその着物に合うものをと言うことで地色を選び、「猪鹿蝶」ならば蝶と牡丹は私のイメージが一番近いということで、難なく決まりました。簾の間から牡丹と蝶が見えるというなかなか粋な模様になりました。Photo_4

三本とも素敵な帯に仕上がったと尽力くださったまこと織物のHさんに感謝しております。ありがとうございました!

今日のきものは:

Photo_3九月に入ったとはいえ、まだまだ薄物から単衣ものに替えるには気温が高すぎます。おまけに今日は台風の影響で湿度が高い。紗の帯なら九月に入っても締められるということで帯を羅から紗に替えておそらく今期最後の薄物でお出かけしました。

きもの:琉球絣  帯:紗(帯の岩田)

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