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2016年6月14日 (火)

見ごたえあり! 六月大歌舞伎第三部

P1606一昨年初めて新橋演舞場で体験した市川猿之助、昨年の「ワンピース」と言いその演技力の素晴らしさ、舞台姿の美しさにすっかり魅了され、六月大歌舞伎では澤瀉屋三代目猿之助四十八撰の内、「狐忠信」をやるというので、頑張って良席をゲットし、うきうきと友人二人と歌舞伎座まで出かけてきました。前半「道行初音旅」では染五郎の静御前と共演、染五郎の女形は初見ですが、姿はなかなか美しい、声が女形としてはもうひとつでしたが、ここはやはり藤間流の踊りの実力が買われたのでしょう。また毎回ひょうきんな役では定評のある猿弥が今回もなかなか良い味を出していました。

が、三部の見どころはやはり後半「川連法眼館」でしょう、先代の猿之助(現、猿翁)から狐はかわいらしくやれ、と教えられていたそうですが、本当に可愛く愛らしく演じていました。両親の狐の皮をはった初音の鼓を抱く姿はみているほうもほろっとするような気分になり、並はずれた身体能力で動き回る猿之助の切れの良い演技は他の演者を圧倒していました。

惜しむらくは・・本当に惜しむらくは、最後の宙乗りが機械の不具合でできなくなってしまったこと、そこは役者さん、猿之助はうまくとりつくろって花道を駆け抜けて終演となりましたが、宙乗りを楽しみにして2階の一番前の席を取った身としては残念至極・・それまでの演技がすごかっただけになんとも残念でした。機会があったらまたこの演目を完璧な形で観てみたいとおもっています。

今日の着物は:

さすが歌舞伎座、他の劇場に比べると格段に着物姿の女性が目立ちます。盛装姿の女性も比率的には一番でしょう。歌舞伎見物はおしゃれをして行くのも女の楽しみの一つです。というわけで今日は友人ともどもいつもより着物の格をランクアップです。

Photo高野槇の模様が美しいので全身を写してみました。地色は灰桜、年齢とともにピンク系を着る機会が減ってくると思うので、似合ううちにどんどん着なくてはと思っています。槇が白で描かれているので、涼しげで軽やかな感じになっています。

帯は絽綴れ。

着物:東京手描き友禅(小倉貞右作)

帯:絽綴れ(細見華岳作) 帯締め:綾竹大小杉からむし(平田組紐)

後ろの模様はこんな風に描かれています。

Photo_2

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