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2016年5月

2016年5月28日 (土)

二股かけて疲れました!

若いころは一日に二個や三個のスケジュールをこなしても何とかなったものですが、さすがお年です!一日二つのイベント参加はかなりきつい。ほんとうの御隠居さんにでもなってお出かけするのがお仕事くらいの身分になれたら、返って楽になるのかもしれませんが、そういうことは一生なさそうなので自己管理をしっかりしていかないと楽しむことができなくなりそうです。

というわけで今日は家事を片づけてから高島屋へ平田武士さんの組紐実演があるというので仲間を代表して出かけてきました。武士さんは平田竹峯さんのご長男。高島屋デビューということで是非にとお声が掛り、また竹峯さんが昨年東日本工芸会に出品され入選された「シルクロード」と銘のついた二重唐組みの帯締めを持ってきて見せてくださるということでもあり、夜にはコンサート鑑賞を控えていたにもかかわらずはせ参じたというわけです。武士さんとは初対面ですが、本当に御父上とよく似ていらっしゃる、弁が立つところがまたそっくり、そんなわけで初対面とは思えないほど話が弾みました。デビューということで記念に「笹波組手綱」という組み方の帯締めを頂いてきました。そうそう、シルクロードは素晴らしかったです。茶紫を基調とした唐組みは本当に繊細で技術の高さを感じる作品でした。

ささっと八階の食堂街で夕食を済ませ、7時開演のフルートデュオとピアノ夕のべ鑑賞のため

Photo_6鶴見のサルビアホールへ。

ピアノ演奏の前田和弘さんは孫娘のAちゃんが、ソルフェージュを習っている先生です。なかなかの大曲ばかりで初めての曲が多かったのですが、素敵な演奏を二時間たっぷり楽しませていただきました。会場は満員御礼の盛況ぶり、本当によかったです。

今日の着物は:

Photo_2昨日に引き続き、単衣で。

きものも帯も母から譲られたものですが、やっと近頃板についてきた気がします。

きもの:夏紬(おそらく塩沢) 帯:和紙で織られた藍染めの帯

偶然ですが、きもの、帯とも新潟県で作られたものです。

帯締めはお気に入りの綾竹矢羽根からむし(平田組紐)

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2016年5月27日 (金)

今年の初単衣

毎年5月の25日を過ぎたらよほどのことがない限り衣替えをします。私の学生の頃は衣替えの時期がきちんと決まっていて、天候異変はなんのその、単衣ものや夏服に替えるのは6月1日から。まじめといえば真面目だった世の中でしたが、近頃の陽気の異常さには世の中も閉口したのでしょう、早めに衣替えをしても、個人的なことだからと誰も何も言わなくなりました。もっとも茶道など伝統を重んじる世界ではそうはいかないでしょうが、ある意味気楽な世の中になったものです。

というわけで今日は横浜への野暮用には単衣の着物でお出かけしました。着物仲間のあつまりでしたが、三人とも単衣に衣替えをしていました。

今日の着物は:

Photo二年振りにお目見えの本塩沢の単衣。二年前きものと帯にコーヒーを派手にぶっかけ、帯のシミ抜き、きものの洗い張り、シミ抜きと大ごとになり、やっと今年仕立て直してお披露目ができました。大枚はたいての悉皆となりましたが、帯は母の遺品であり、着物も愛着があったので、手入れをしてよかったと思っています。着物にも帯にもコーヒーの面影は全くありません。悉皆の技術も進歩したものですね。

着物:本塩沢(林宗平工房) 帯:母から譲られた50年物

帯締め:蘭菊(平田組紐)

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2016年5月21日 (土)

第159回朝日名人会

21_007昨春聴いた桂歌丸師匠の塩原多助一代記の後編ー多助の出世を聴かなくては、という思いで少々疲れてはいましたが、頑張って有楽町のホールまで出かけてきました。

ホールは相変わらずの満員御礼、やや年配客が多いように見受けられますが、各世代まんべんなくという集客ぶりです。おそらく歌丸さんがお元気なうちにという思いの人が多かったのではないでしょうか。テレビでも感じますが、おそらく入れ歯のせいでしょう、口跡がややおぼつかないところもありますが、肺を患っていらっしゃるときいている割には声が立ちます。前回の青の別れに続いての圓朝ものの代表作を通しで語ると言う歌丸師匠のライフワークの一つをしっかりとこの耳で聴かせて頂きました。

前座を入れて六人の演者の中では立川生志がよかったですね。枕も時事を取り入れた立川流らしいもので、一皮むけたのではという気がしました。時間の関係でしょうか、品川心中がちょっと変なところで終わったようで、そこんところが残念!

喬太郎師匠の「すみれ荘201号」は彼の自作自演だそうですが、私にはちょっと時代遅れ感が強かった。古典になるのはちょっと無理な作品かな・・

今日のきものは:

Photo割合過ごしやすい陽気だったので、今日が袷の着納めかな、と白大島に五月の花、牡丹柄の染帯で。

本来は白大島は年明けから初春にかけて着るものらしいのですが、それでは着る機会が少ないので、というか今頃の季節は着るものが少なくいつも困ってしまうので、今年から晩春にも着ることにしました。というわけでこの牡丹の帯とのコーディネイトは今回が最初。

爽やかなこの日は大島の衣擦れのおとがより爽やかさを感じさせてくれました。

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2016年5月10日 (火)

母の日の贈り物

今年も忘れないでみんなが感謝の気持ちを届けてくれました。

Photo左の薔薇の寄せ植えは娘から、これにエステ券を付けてのプレゼント。いつもいつも、近頃はエステに行く余裕もないと、母親から愚痴られているのを覚えていてくれたのでしょう。そして右の寄せ植えは長男夫婦から、やはり甘い物の好きな母親にあんみつをセットしてのプレゼントです。

Photo_2まだつぼみの状態ですが、カサブランカの鉢植えです。娘のお婿さんが贈ってくれました。当分ユリの芳香を楽しむことができそうです。

たいしたことはしていないのにいつもよく気が付いてプレゼントをしてくれます。ありがたいことです。

Photo_3そして今回一番うれしかったプレゼントがこれ。

孫のAちゃんが、「あのね、おかあさんではないけれどね、おかあさんのようなものだからね、」といって娘に渡したプレゼントと同じものを祖母である私にも送ってくれました。カーネーションは匂いのある石鹸でつくられているようでお風呂にいれてゆっくりリラックスしてね、ということらしい、金曜日に孫がお泊まりするときにお風呂に入れて一緒に入る約束をしました。

そうだよね、いつもがみがみお小言をいうのもわたしだものね、半分お母さんみたいなものだものね、Aちゃんありがとう!

そしてこの日、半年前にちょっとあやしい、悪いものだったら手術ですね、と言われて覚悟して病院に乳がんの検診に行ったのですが、再度の検査の結果明らかに悪性ではないということが判明しました。この半年間口には出しませんでしたが、いつも心に引っかかっていたものがすっきりととれ晴れて無罪放免となりました。今年の秋で術後丸八年、まだまだ油断できませんが、ひとまず明るい気持ちで日々を過ごせるようになり母の日の素敵な神様からのプレゼントになりました。やれやれ・・

2016年5月 5日 (木)

横浜三三づくし at にぎわい座

2016_5_52016年度芸術選奨新人賞を貰った柳家三三、ますますこちら横浜では人気が出て満員の盛況です。ポスターまでこんなおしゃれなデザインになり、モダン派に転向?と思いきや落語はばっちり古典三題。

昨年の夏、久しぶりに三三落語を聴いたら随分進化していてびっくり、ほんの若手の頃(私が知ったのは彼が30代前半の頃ですが)からうまい人だな、とは思っていましたが、精進されたのですね、またまた進化をしていました。どんどん進化を遂げて行ったら、次は三三から何に変化していくのでしょうか。

さて、今日は三三、三昧で、前座はなし、色ものなし、落語三題を2時間かけてやりました。

まずは軽く「のめる」そして「人形使い」、中入り後は53分かけて「妾馬」。八五郎が武士に出世するところまでやれば「八五郎出世」とお題が変わるのですが、そのまえ、妹おつるさんに会ったところで終わるので今回は「妾馬」となっていました。以前聴いた市馬さんの「妾馬」もよかったけれどまた一味違った三三噺になっていて引き込まれて聴いてしまいました。

今年はにぎわい座三三落語を制覇しようかな。

今日のきものは:

Photo_3温度が高く単衣でもよさそうな気候でしたが、衣替えはもう少し我慢することにして夕方からだからいいだろうと、胴抜き仕立ての牛首紬にしてみました。大島ほどではありませんが、まあこのあたりなら何とか着て行けるというところでしょう。ちょっとしたお出かけは柔らか物でなく紬系を着たいので難しいですね。やっぱりもう一枚手ごろな大島紬かシボの余りない薄手の上代御召が必要かも、と思いました。

先染めの牛首紬に帯は手織り博多帯(井上久人製織)

2016年5月 4日 (水)

年に一度の懇親会 小田原北条五代祭にて

今年も娘婿の実家の御両親からご招待を受けて小田原まで出かけてきました。毎年5月の3~5日は小田原北条五代祭がおこなわれているのですが、この三日間のいづれかの日に鰻の名店”柏又”でのお食事会に招かれます。

そういえば昨年のお祭りでは俳優の阿藤快さんが北条早雲に扮して堂々と街を練り歩く姿を見られたのですが、昨年の秋に急逝されてしまいました。あのとき張りのある元気な声で馬上からお話になっていた姿が忘れられません。人生とは儚く無情なものです。

今年は仕事で来られない息子に代わって私の妹が参加しました。毎年小田原駅から柏又までの約十五分間ほど神輿や武者行列を見ながら歩くのですが、今年は急に暑くなって、年齢を重ねてきたためか、今一つ元気がなく、恒例の小田原城の藤さえ見ず、一直線にお店を目指しました。

年に一度このお店の二階のお座敷でうな重を頂くのですが、本当においしい。しっかり焼けていてとろけるようにおいしい。御馳走してくださる御両親に感謝です。

2写真はおいしいうなぎを頂いて大満足した女性陣。

赤ちゃんのころからこの集まりに参加してきた孫娘は今年は5年生になりました。

毎年お目にかかるこのお店の大女将も子供の成長の速さに感無量のようでした。

Photo_2

今日の着物は:

毎年この中途半端な季節に着るきものには悩まされます。一番いまのところ着易いのは大島でしょうか、白はお祭りなど外歩きの多い日は汚れやすいのでどうしても泥藍大島になってしまいます。そのため帯を替えて変化を楽しみます。

本日は手織り紋博多帯で。若い人の作品だけあって華やかさ、新鮮さのあるデザインになっています。

手織り博多帯:小林顕子作

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