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2015年12月

2015年12月20日 (日)

師走のきもの女子会

女子会といってももうおばさん後期のきもの好き。三人でいつもきものを着て遊んでいる仲間ですが、楽しいことも辛いこともいろいろあった今年もおしまい、締めに三人でお気に入りの桜木町、野毛にある”纏ずし”での忘年会を企画しました。この纏ずしはお安くておいしいお気に入りのお店です。7、8人集まる着付け教室の卒業生の忘年会や新年会もときどきこちらで開いています。

なんの打ち合わせをしなくても当然のようにきものを着て集まります。鍋を囲んでおいしいお寿司を頂く会なので三人とも染めものではなく、紬や御召を着て集まりました。今回は私が飯田紬、そして友人たちがぜんまい紬と御召、どれも暖かいきものです。話題はきものの話からお正月料理の話など二時間ちょっとでしたが、おいしく楽しく一年の締めくくりができました。

来年も三人そろって元気にきもので遊べることを願っています。

きょうの着物は:

Photo典型的な飯田格子の信州飯田紬です。真綿の感覚が直に伝わってくる柔らかい暖かさ。私の紬のなかでも一、二を争う暖かい着物です。丁度冷え込みが増した冬らしい日でしたので、迷わずこの着物を選びました。帯は椿模様の染帯です。

2015年12月12日 (土)

柳家権太楼独演会

36a488eccb7f06ca4ad13379584b0196今年の締めの落語は今や落語界の重鎮といえる柳家権太楼の「芝浜」を聴きににぎわい座へ。師匠曰く、「今どき暮れと言えば誰もかれも「芝浜」、昔は芝浜と言えば三木助ということで皆遠慮してやらなかったもの、得意ネタとする演目はそれぞれの師匠の個性があって専売特許のようなものでそれを演ずる場合は必ず「やらせてもらいます」と挨拶があった、「日本の話芸」というものに自分のネタも収められていてそこに収録されたネタは29分30秒と決められている、それより長くなった場合はプロの編集者が上手に切ってつないでいるんですよ。(こともあろうにことわりもなく)その録音から覚えてく演ずるものがいる。すぐにわかっちゃうんですよね、29分30秒なんだから・・」

江戸落語を食べる会でさん喬師匠もいまどきの若手はイージーになっていると苦言をていしていましたが、この傾向は落語の世界だけではないような気がします。

 さて今日の演目は芝浜のほかは暮れの定番といってよい二番煎じ、この噺はさすが柳家がとくいとする分野、豊かな表情と話術でしっかりと笑わせてくれました。情景描写より夫婦の特にかみさんの心情を中心に噺を持って行った芝浜もさすが権太楼でしたが、私としては権太楼の本当の良さは「二番煎じ」のような噺にあるようにおもいます。

今日の着物は:

Photo牛首紬に献上博多帯

牛首紬は現在ではほとんどが後染めになっていて先染めのものはほんの数パーセントしか織られていないそうです。その貴重な先染めの着物です。くぎ抜き紬と呼ばれていただけあってしっかりと目の摘んだ丈夫な織りになっています。

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2015年12月11日 (金)

初生り

2015_12_11_001_2左のみかん、今年の春に植えた早生ミカンの初生りです。土手に植えていたつづじが枯れてしまい、そこが獣道のようになり、野良猫が庭に無断侵入、それを防ぐために二、三本木を植えた方がいいですよ、といつもお手入れに入ってもらっている植木屋さんにいわれ、柊などと一緒に植えました。

まだまだ小さな木ですが、三つミカンの実がついたのです。「多分、酸っぱいと思いますが、もっと大きくなって日がよくあたるようになったら甘くなるかもしれません」と言われていたので期待はしていなかったのですが、昨日収穫して食堂のテーブルの上に買ってきたSサイズのミカンと一緒に置いておきました。すっぱかったらジュースにしようと思って・・

本物は写真よりもっとオレンジ、買ってきたミカンとサイズも同じ、間違えて息子が食べていました。「うん、それ庭のミカン?酸っぱくない?」「えっ、そうなの、気がつかなかった、ちょっと中の皮が厚いかな、と思ったけれど酸っぱくなくて甘いよ」そういってひと粒渡してくれました。

なるほど、なるほど甘いです。これなら毎年たのしみにして食べられます。純粋無農薬のみかん、来年はもっとたくさん実をつけてくれるといいな、と思っています。

2015年12月 4日 (金)

滝川

2015_12_4_001「滝川ってどこにある川なんですか」と知らない人からは聞かれそうですが、きもの仲間の三人の中では周知の事実、年に二度ある横浜高島屋の特選呉服の謝恩販売会のことです。この催しが横浜の台町にある料亭の滝川で開催されるのが恒例となっているからです。

今回も呉服担当者からお声が掛り三人で出かけてきました。もう20年も高島屋の呉服部にお世話になっているのですから、そうそうは買うものはありません。目の保養だけのこともあります。今回は以前注文染めして出来の良かった無地の長襦袢がもう一枚欲しくなり、千總さんで注文する手はずになっていたことと、まだ拝見していない草履のメーカー”四谷三栄”さんの草履を見てみたいということで出かけたわけです。

長襦袢は紬に合わせたいということで前回の緑系の色とは反対色の紫系、それもおもに秋に着たいということでいつもの長襦袢よりやや濃いめの色にしていただき、生地はとろりとしていると紬の場合寸法が合っていても袖口から出やすいので張りのある生地を選びました。

四谷三栄の草履はいつもお世話になっている伊と忠さんとはまた違った趣で台が一枚ものの美濃和紙を使用した草履は軽くて履き心地抜群、今回は見るだけ、履いてみるだけにしましたが、とても魅力的なお品でした。そのうち紬の訪問着向けのものをもとめようかと思っています。

今日の着物は:

Photo_2この掬いの袋帯出来上がり寸法が一丈二尺三寸もあり、手先がとても長く締めにくかったので帯の岩田さんにお願いして短くしていただきました。締め具合を岩田さんに確認していただくため結城に合わせて締めて行きましたが、このきものでは少しパンチに欠けるようです。この帯は今のところ山岸さんの紬が一番かな、と思います。

きもの:結城紬(奥順) 帯:帯の岩田(まこと織物)

帯締め:平田竹峯(貝の口雲形)

2015年12月 2日 (水)

柳家三三独演会

Yanagにぎわい座今一番人気の噺家は柳家三三だそうです。ここのところ連続完売御礼。

夏にしばらくぶりに聴いた三三がとてもよかったので、今回も聴きにいくことにしたのですが、思うことは皆同じ、チケットはいつもの気にいった席がとれなくなってしまったほど売れ行きがよかったようです。

今回は「山崎屋」「粗忽長屋」「道具屋」の「屋の字ぞろい」の三題。どれもよかったのですが、初めての「山崎屋」に「粗忽長屋」がよかった。テンポ、間合いどれもよく、ちょっと体調を崩していてうとうとしてしまいそうなところをひっぱりおこしてくれました。

次は2月、今度は新作をやるようで、楽しみです。

今日のきものは:

Photo今秋初めて着てみた母譲りの久米島紬

今回は紅型の染帯を合せてみました。

帯:丸山叡子作

余談ですが、帰宅してから胸がムカムカ、お腹も少し痛い、こんな風邪が今流行っているのでしょうか。

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