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2015年10月17日 (土)

秋の鎌倉 矢代仁展

Photo今年で創業295年と言う京都の老舗呉服メーカー、矢代仁、昨年にひき続き鎌倉の華正楼で展示会が16日、17日の二日間開催されました。
私好みの意匠が多く、楽しみにしている催しの一つで、着物仲間三人で17日に雨の中を出かけてきました。もちろん三人とも着物で・・

新作を見ることも楽しみですが、今回は同時開催の岩田帯展で少し前にブログでお話しした三人連作の掬いの帯の話を煮詰めるという仕事がありました。まこと織物のHさんとは今回でお会いするのは5度目でしょうか、京都での上品会で袋帯の糸の色決めを4時間かかって決めた時以来ぐっと親しみが増し、今回も会場に顔を三人で出すとお客様のお相手の最中だったのですが、気付いて手を振ってくださいました。昨年作っていただいた掬いの袋帯を山岸幸一さんの紬に締めて行ったのですが、すぐに気付いて「締めて来てくださったのやなあ」と喜んでくださいました。

連作の帯で決まっているのはまだ地色だけ、題も「花鳥風月」にしようと言っていたのですが、「風」の表現が難しい、いろいろお話をしているうちにいっそ「猪鹿蝶」にしたら、と冗談めいて言ったらひょうたんから駒、とはこのこと、その御題に決まってしまいました。Sさんが自分の干支だからと「猪」を選びAさんが「鹿」私が「蝶」ということになりました。

謎かけをする形で三人並んでお太鼓を見、前に廻って前太鼓をみたときやっと「あ~」と分るようにデザインしようということに決まり、あとはHさんのデザイン待ち、というところまで決めることができました。

その後矢代仁専属作家のろうけつ染め作家丸岡正男さんの作品の作業工程を見せていただきその後作品を拝見して楽しませて頂きました。

心掛けがよかったのか帰りは雨も止み、長谷の駅まで三人でぶらぶら散歩、駅のホームでタイの観光客の方に「ビューティフル」と着物姿をおほめいただいたうえ写真を撮って頂きました。思いがけず三人は着物を着て写真の中でタイランドまで行くことになったのです。これも着物の効用でしょう。

今日の着物は:

2山岸幸一さんの紬の訪問着「紅想い」(はなおもい)と名がついています。せっかくなので裾まで織り込まれた模様を載せてみました。帯は着物に合わせて織っていただいたまこと織物の「掬いの袋帯」です。

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