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2014年7月

2014年7月23日 (水)

夏本番、 夏のきものも本番

昨日梅雨が明けてとうとう夏本番となりました。近頃は気候が不順でいつからいつまでが夏なのか分からないような年が多くなりましたが、今年は入梅、梅雨明けはいわゆる平年並みと言えるようです。

実は夏は一番私には苦手な季節、冬生まれのせいでもないでしょうが、若いころから夏になると馬力が出ず、勉強もはかどらずといったことの繰り返し・・夏に強かったらもう少し大成していたのではと思うのは都合のよい言い訳でしょうか、が、きものを着るようになって夏の薄物に魅力を感じだしてからはそのいやな季節にも希望(?)が見出せるようになりました。はまった人でないと分からない薄物の魅力、夏着物をうまく着こなせるようになったら着物の世界では一人前と言えるのかもしれません。

というわけで蒸し暑い暑さの中、熱中症を気にしつつも、着物で横浜まで外出してきました。昨年は一度も着なかった八重山上布、と粗紗の帯、両方とも母から譲られたものです。さすがに八重山に麻の長襦袢のいでたちは風が裾と身八口からす~と入ってきて気持ちが良い、洋服でパンツなどはくより快適に過ごせます。

今日のきもの:

Photo白地に紅露で捺染した伝統的な八重山上布、細かく沖縄の伝統的な模様が捺染されています。経糸、緯糸とも苧痲で織られていてとても気持ちよく着られます。

帯はいわゆる粗紗と分類されている織り方の帯で、(京都では羅織りといっているそうですが)、西陣のもののようです。エメラルドグリーンに黒の縞という強烈な夏らしいイメージの帯です。

2014年7月14日 (月)

七月大歌舞伎

昨年の11月の忠臣蔵以来の歌舞伎見物です。

たまには夏の歌舞伎もいいだろうと半年前からきもの友達と計画し、そろってきものでお出かけしました。

歌舞伎座は杮落しのときのように、異常なまでの混雑ぶりはなくなりましたが、相変わらずのにぎわいぶり、暑い夏の日に美しい着物姿を多く見られるのはやはり歌舞伎座が一番でしょう、

午後の部の演目は、

1.猿翁十種の内:悪太郎、これはいわゆる狂言を素材にした松羽目物(能、狂言の舞台のように舞台に松がでん、と描かれています)愛敬あふれる悪太郎を右近が演じます。右近はなかなかの芸達者、意外に小柄な方だと今回初めて知りました。

2.修禅寺物語は原作が岡本綺堂ですから歌舞伎としては新作ものに入るのでしょうか、市川中車が夜叉王に扮して熱演しましたが、少々力みすぎのかんあり、で科白を聴いているほうが息が詰まるように感じました、数年の歌舞伎役者修業ではまだまだというところでしょうね、真剣に今ある力を精いっぱい出し切って演じる姿には好感がもてました。頑張ってください。

3.本日のお目当て玉三郎主演の天守物語、泉鏡花の幻想的な世界を玉三郎が美しく、美しく演じました。亀姫役の尾上右近など若手をひっぱってまとめていく玉三郎はさすがです。二枚目役の海老蔵とのコンビは絵になる美しさでしたが、海老蔵の科白が少々軽い、もう少し生ける人ではないと知りつつ恋に落ちて行く心情を科白で表現してほしかった、玉三郎と互角に演技の上で組めるようになるにはまだまだ修行が必要なようですね、以上、素人評論とお聞き流しください。

さて、本日のきものは:

2014_7_14_001大好きな色の絽の付下げ、以前に購入したものですが、今年やっと仕立てました。余り大げさでなく、歌舞伎見物や同窓会などに重宝する着物です。模様は仙人草

吉田喜八郎さんの作品です。

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