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2014年4月

2014年4月26日 (土)

友人のきもので目の保養

「小倉先生にお願いしていたAさんの単衣のきものにする作品が出来上がったので、Hさんもご一緒に見にいらしてください」、と高島屋から連絡が入り、出かけてきました。当日はわざわざ高田馬場から小倉貞右さんが作品を持ってきてくださるとのこと。自分のものでもないのにとても楽しみで前回2月にお会いしたときに提案した変更箇所がどんな風に新たに描かれているのか、イメージ通りの作品として表現されているのかとても楽しみでした。

二か月ぶりにお会いした小倉貞右さん、相変わらずおしゃれで洋服も着物同様素敵に着こなし、とても古希を過ぎた方とは思えない若々しさでいらっしゃいます。このセンスがやはり着物のデザインにも生かされているのだなあと納得しました。

このブログに載せたくて実は作品を携帯で撮ったのですが、うまく映らなくて載せることができませんでしたが、銀鼠地に唐花模様を散らした付下げ小紋、前回の試作品にはあった暈かしはなくなり、くっきりと糸目の出る立体感のある模様になっていました。花の中心には金糸の刺繍があり、それがより立体感を際立たせています。一目見てAさんももうひとりの友人ももちろん私も「あー、素敵!」と声がでました。イメージ通りの作品に仕上がっていて素晴らしかったです。秋の単衣に間に合うように仕立てるそうですので、着姿を今度はデジカメでしっかり写してまたこの場でご紹介します。

そしてもうひとつうれしいニュース、貞右さんの作品が「染芸展」で二番目の賞、都知事賞を受賞され、その作品が載った図録を見せてくださいました。そしてなんとなんと、その受賞作品は昨秋日本橋高島屋で催された小倉貞右展のとき実演で描いていらっしゃった袋帯でした。桐の花の模様の帯はとても素敵で私が絶賛した作品、貞右さんに「Hさんがとてもいいとおっしゃってた作品で受賞したのですよ」といわれびっくりと同時に感激、うれしいうれしいお知らせでした。染芸展というのは東京手描友禅の技を競う会、次回は受賞展示会を是非拝見したいものだと思いました。

今日のきものは:

PhotoPhoto_2白大島にこでまり模様の染帯

帯は母から譲られたもの、初めてのコーディネイトです。

帯の地色はかなり渋めのブルーですが、こでまりの花の白いあでやかさで意外に華やかな感じになります。帯締めは久しぶりの新源氏。

2014年4月18日 (金)

京都旅行 番外編 ホテル その2

Photo左の写真はホテルの客室。私の泊まったお部屋はベッドがキングサイズのダブルベッドだったという違いがあるだけでだいたいこんな感じでした。 凄いでしょ、ひと部屋50㎡くらいはあるそうです。 

余りせせこましいところは好きではない質なのでそこまではよかったのですが、問題点がまずひとつ、要するに使い方が分からない、説明書が見当たらない、入室した時例の『ジョージクルーニ!」と叫ぶCMのコーヒーメーカーが目に付いたのでそれだけは案内の女性に使い方を聞いていたのですが(だいたい夜の10時過ぎにコーヒーなんて飲まないですよね、だから使わずじまい・・)広々とした洗面所は157cmPhoto_3の私には高すぎる、洗面所に椅子はない、お風呂は総ガラス張りのスケスケ、鍵もなし、(友人と相部屋でなくてよかった)お風呂の床はヒノキの香り漂うすのこが敷かれていました。このあたりはさすが高級ホテル仕様ですね。

さて、これからが問題でした・・・

お風呂はちょっと使い勝手が違うな、と感じたものの順調、「こんなガラス張りの浴室はカップルでないとだめね」と思いながらもゆったりと湯船につかって満喫、シャワーを浴びて部屋着に代え、「あっ、そうだ、トイレってどこかしら・・・・?」

「ない、ない、ない、トイレがない!」
「うそでしょ、こんなセレブなホテルのお部屋にトイレがないなんてありえない、安アパートじゃあるまいし・・」
でも、見当たらないのです。まさか、あのスケスケのバスの中?それはない。部屋中の壁を伝ってどこかにドアがないか探ってもないのです。ないと思うと妙にトイレに行きたくなるのが人の常、さすがにあせりました。「そうだ、何かあったらフロントにっていってた」 電話、電話、「うっ、フロントって何番、電話器にも載ってないよ、なに、これ、全部英語じゃない、それも小さな字!あ、もしかしたらオペレーターってのがそうかな」ところがぷ、ぷ、ぷ、と三回ほど鳴るとプツリと切れてしまう。なんどかけても駄目・・

「そうだ、外からホテルに電話して聞けばいいんだ・・」ということでわざわざ携帯からホテルに電話をしました。フロントは宿泊客が外から電話をしてきたのでちょっとびっくりした様子。「トイレの場所がわかりません、フロントにもつながりませんし・・」「すべてオペレーターを通してつなぎますので、一度電話を切ってオペレーターに電話し直してください」ああ、なんて面倒な・・

結局トイレは壁面にある大きな姿見の裏側でした。これはぜったいに分かりません。なんの目印も案内もなく、引き戸の取っ手もないのですから・・

翌朝皆がぶつぶつ言っていました。引率の団長さんすらトイレが分からず、おまけにシャワーを使おうとしたら天井からお湯が落ちてきてずぶぬれだったとか、
トイレがわからない、窓が締められない、シャワーは天井からお湯が落ちてくる・・
これは確実に説明不足ですね、旅慣れた人の多い団体ですらこの始末です。
外国人向けなのかもしれませんが、泊まるのは日本人が多いと思います。もう少し、日本人の細やかなサービス、つまりお、も、て、な、し、の精神があってよいのではと思うホテルでした。

ちなみに今回ご一緒した人たちは「もう二度と高いお金を出して泊まりたくない」という感想でした。でもお食事はイタリアンも和食も大変おいしかったですよ。

2014年4月17日 (木)

上品會 京都旅行 番外編 ホテル

Photo左の写真のホテル、どこだか分りますか?

このホテル、今回京都旅行で一泊したザ・リッツ・カールトンホテル京都です。
今年2月に開業したばかりのピッカピカのホテルです。鴨川縁にあり、外観は京都の風光をそこなわないように和を取り入れた低層の作りでなかなか良いと思ったのですが、これが、中に入ると全くの外国人向け、驚いたことに何処のホテルでも見られるロビーというものがありません。こじんまりとしたフロントが、そうですね、ちょっとしたレストランくらいの規模であるだけなのです。よくあるように待ち合わせに「リッツ・カールトンでね」と言うわけにはいかないようで、超高級ホテルをうたっているだけあってあくまで宿泊客にのみのサービスというコンセプトなのでしょうか。

京料理「木乃婦」でおいしいお料理と踊りを満喫してホテルにチェックインしたのが午後10時近く、お高いホテルだと聞いていたので、この遅い到着はなんともったいない気がしたのですが、12時に就寝するとしてその間2時間ほどはお部屋でそれなりのホテルライフを満喫するつもりでした・・が、・・・そうはいかなかったのです・・・・

まずはセキュリティがしっかりしているということで、エレベーターもお部屋のカードキイをかざしてからでないと動きません。ですから付き添いの人に送ってもらうことはできません、何故なら行きは良い良い帰りは怖い、カードキイのない宿泊者以外の人はエレベーターに乗ることができないからです。私の泊まるのは422号室。もちろん一人です。4階のエレベーター前には着物姿の女性が待っていてお部屋まで案内してくれたのまでは良いのですが、それだけ・・お部屋の説明その他は何もなく、こちらもホテルは泊まり慣れているからわかるだろうとなんの心配もなく、お部屋に入りました。ああ、ここからが悲劇の始まりでした!

つづく

2014年4月13日 (日)

恒例 林家たい平独演会

2014_taihei昨年から二か月に一度通っていた志らくの独演会から鞍替えしたたい平の独演会、今回でほぼ一年になるでしょうか。

いわばオーソドックスな落語で嫌みがない、基本的に明るい、さわやか、というところが人気なのでしょう、毎回満員の盛況です。ここのところにぎわい座を満席にする落語家が少なくなってしまいましたが、たい平独演会は私が通っている限りではいつも二階席までいっぱいの完売状況。人気の移り変わりの激しい落語界の中では数少ない噺家と言えるでしょう。この人気の波はにぎわい座だけの現象かもしれませんが、人の心の移りやすさを落語の世界でもひしひしと感じる今日この頃です。

相変わらずのすっとんきょうなキャラクターの林家あずみちゃんの三味線漫談はおじさま族を喜ばせていましたが、おばさま族の私でも毎回そのずっこけぶりを楽しみにしているくらいですから、たい平独演会の人気を支える一つの要素となっていることは間違いないと思います。がんばってね、あずみちゃん、応援していますよ。

さて今回のネタおろしは「ぞろぞろ」と「そば清」,ネタおろしにしてはまとまっていたと思いますが、最後の下げのところでのサービスの解説がちょっと余分だったかな、と感じました。お客にちょっと考えさせるという説明とは反対の気配りも落語には必要かな、と思った次第・・

本日のきものは:

Photoジュサブロー小紋に陶絵写し模様の掬いの名古屋帯、

少しひんやりするかな、と思ったのでこの上に紗のコートを羽織って行きました。

帯締めは綾竹平家経巻

2014年4月 6日 (日)

上品會 京都旅行 その3

翌、6日は9:30に専用バスでホテルを出発、「相国寺」塔頭《慈照院》の特別拝観に向かいました。慈照院は非公開文化財とのこと。こういう機会でもないと拝観することは個人ではできないでしょう。

201440506_022

慈照院は東山文化を育んだ足利義政の菩提寺であり皇室とのつながりも深い相国寺の塔頭寺院、茶人千宋旦に化けた狐の伝説が伝わる茶室や美しい枯山水の庭園で有名です。

残念ながら非公開の茶室や書院造は写真に撮ることができません。

1時間半ほどの時間のゆとりがあったので、ゆっくり説明をききながら、文化財を拝見することができました。時折降ってくる気まぐれな雨は伝説の狐を思い出させる狐の嫁入りのよう・・

そして今回最後のお食事のお楽しみは和フレンチ「たま妓」 医食同源をコンセプトに自然な素材を使った、和のフレンチというのが売り、お昼にしてはかなりボリュームのある献立でしたが、京の町家を改造した、京都を肌で味わえるレストランでした。

Photo

お食事の後はお天気も定まってきたので、祇園白川あたりを散策、桜は満開で観光客でいっぱい、白人系の外国の人が目立ちました。

写真は辰巳大明神の鳥居の前で、人がいないように見えますが、写真を撮るのも順番待ちなのですよ。

新幹線の中での夕食用に「いづ重」で鯖ずしを買って一路京都駅へ。17:26発ののぞみ246号で京都を後にしました。

それにしても二日間おいしいものをたくさん頂きました。「もう食べられない、もうだめ!」といいつつ平らげたのは私一人ではないようです。帰宅後の体重計の目盛りが心配な人ばかりでした。そういえば京都での写真はすでに顔がふっくらとしてきています。あ~あ・・

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2014年4月 5日 (土)

上品會 京都旅行 その2

「みやこめっせ」での内覧会の後は同ホールで17時からイベントTAO和太鼓ショー、和太鼓で斬新な世界観を表現する今、旬の和太鼓集団、なんでもデザイナーのコシノジュンコさんが全面的にバックアップしていらっしゃるとかで、衣裳はすべてコシノジュンコデザイン。私なら二、三度たたいただけでへとへとになりそうな大太鼓を女性が長時間叩いて演奏する場面もあり、ただただその迫力とエネルギーに感嘆するばかり・・1時間ほどの演奏でしたが、舞台から目が離せませんでした。昨年の千住真理子さんのヴァイオリンも素敵でしたが、今年の和太鼓もまた違った味でたっぷり素晴らしい演奏を堪能できました。写真がないのが残念!

イベントの後「みやこめっせ」を後にして、夕食を頂く予定の京料理「木乃婦」へ。

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写真は当日のお料理の一部、

材料も新鮮、お味も上質、やさしい京料理を頂いたという印象です。お酒を頂ける方はたっぷりと召しあがっていたようですが、残念ながら下戸の私は乾杯のビール一杯のみ。可愛い舞妓さんの踊りとベテラン芸妓さんの三味線を聴きながらの至福のひと時でした。

201440506_013_2  写真左は春雨を踊る舞妓のとし智さんととし純さん、

右は舞妓さんとの記念撮影Photo

このあとは楽しい宴の余韻に浸りながらザ・リッツカールトンホテル京都へ、到着は午後10時になりました。ホテルでのお話は最後に番外編で・・

上品會 京都旅行 その1

昨年に引き続きの参加。二度目ともなると緊張が解け、ゆったりとした気分というところが違います。今年の参加者は昨年の半分の11組。

朝は早い、着物で行くことにしている身としては新横浜8時10分集合はなかなか忙しい、朝食は新幹線の中でおにぎりをふたつということになりました。今年の目玉は二月七日にオープンしたばかりの”ザ・リッツ・カールトンホテル京都”宿泊ということらしい。外資系のホテルでかなりのセレブ向きホテルとか、まあ自前では絶対とまることはないと思いますので、話のタネにと経験しておくこともいいでしょう。新幹線も昨年同様、のぞみグリーン車でという豪華版。10時27分きっかりに京都駅に到着し、一泊二日の豪華京都旅行の始まりです。

Photo

まずは専用バスでザ・リッツ・カールトンホテル京都に到着、お昼をホテルのイタリアンレストラン”ラ・ロカンダ”で頂きました。ここで同席させて頂いたのが横浜高島屋 副店長のNさん、事前に新横浜駅で「ご一緒しますので」とご挨拶を頂いていたのですが、まさか友人二人だけのテーブルでのご一緒と思ってはいず、ちょっとびっくり・・若いころならカチカチになったところでしょうが、そこは甲羅の生えたお年頃、楽しく歓談しておいしく頂けました。でも何故、私どもの席にいらしたのでしょうね、決してVPではないお客、未だに不思議です。

”ラ・ロカンダ”のお料理はおいしかったですよ。

Photo_2

昼食後は京都市勧業館「みやこめっせ」で開かれる『上品會 特別内覧会』へ。お店側としてはこの催しこそが今回の旅行のメイン行事なのですが・・

写真はバスから見た鴨川沿いに咲き乱れる満開の桜。京都の今年の桜は今日、明日が最後の見ごろとかで、行く先々で美しい花が見られラッキーでした。どこへ行ってもちょっと早いか遅いかと桜に関してはタイミングの悪かった私、少し怪しい天気ではありましたが、十分に満喫できました!

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