« 小倉貞右展へ | トップページ | さん喬の「たちきり」 »

2013年9月 5日 (木)

歌舞伎ご招待

201395_001恒例の妹からの歌舞伎ご招待、一昨年くらいまでは11月、秋真っ盛りのころにあったのですが、昨年からはちょっと残暑の残る九月になりました。今日は母の命日になるのですが、法事もすませたことだし、母も歌舞伎が好きだったし、ということで供養を兼ねての姉妹そろっての歌舞伎見物となりました。

新橋演舞場、午後4時半開演の幸四郎主演の「不知火検校」と「馬盗人」の二演目。後者は本来はならず者悪太を三津五郎が演ずるはずだったのですが、ご存じのように病気休演、代わりに百姓六兵衛をやるはずだった翫雀が悪太を六兵衛を橋之助という配役。

不知火検校は歌舞伎としては実に36年ぶりの復活公演ということですが、そのせいでしょうか、14場という場面転換の多いこともあり、最初のうちはぽつん、ぽつんと切れた感じが免れず、歌舞伎で寝たことのない私が不覚にも居眠り、が、大詰めになると幸四郎の検校の悪の華が毒々しく開き、最後の台詞の憎々しくさは秀逸でした。

が、今回の見どころは私としては「馬盗人」、三津五郎の代役の翫雀は見事な踊りで悪太を演じ、すね三の巳之助、百姓の橋之助、ともどもよかったのですが、特筆したいのは馬の演技、擬人化された馬が曲に合わせて踊ったり、飛六方を踏んだりと大活躍、最後にほんのり爽やかな気分になって終演となりました。それにしてもあのお馬ちゃん、可愛かった~

Photo_3

Photoさて、せっかくのきもので歌舞伎見物でしたが、天候は最悪、したがって薄い色のきものは避けて今年最後の夏塩沢で、足袋も麻、襦袢は海島綿とまったくの夏仕様でしたが、湿気には勝てず、家に帰って着物を脱いだら背中まで汗が滲みていました。こんなことは初めてです。汗の跡が残らないようにさっそく悉皆屋さん行きです。

着物:夏塩沢 帯:紗名古屋帯

« 小倉貞右展へ | トップページ | さん喬の「たちきり」 »

和装」カテゴリの記事

芸術・芸能」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1625825/53162788

この記事へのトラックバック一覧です: 歌舞伎ご招待:

« 小倉貞右展へ | トップページ | さん喬の「たちきり」 »