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2013年3月17日 (日)

横浜マイスター 和裁士 鈴木栄治さんのトークへ

006いつも着物のお仕立てをお願いしている鈴木栄治さんのトークが高島屋の悉皆コーナーであるというので、その道にはうとい私には打って付けと思い出かけてきました。鈴木さんは初代横浜マイスターで現代の名工や黄綬褒章を授与された和裁士の鏡のような方。襦袢の半襟つけがやっとという不器用な私にはその道の神さまのような方です。

悉皆とは「ことごとくすべて」という意味で着物のお手入れ、リフォームなどすべてに関する言葉という説明から始まり、こういった余り今使われない言葉、きもの独特の言葉も大切に伝えて行ってほしいということや、切れやすい裾には真綿を入れて仕立てると持ちがよくなるので試してみてくださいなど初耳のことも多く、大変参考になりました。きもののしきたりや文様などについても造詣が深く、毎月このような会を開いて頂きたいものだと思います。そうすれば私の裁縫アレルギーもかなり改善されるのではないでしょうか。予定の30分が1時間に延長になったほどの盛況でした。

最後に鈴木さんが考案された「切り嵌め象嵌」「陽炎仕立て」「陽炎仕込み」「御簾越し仕立て」「袖のぞき」などのオリジナル仕立ての作品を見せていただき、その見事さに皆感嘆しきりでした。

003今日のきものは前回と同じジュサブロー小紋、前回の帯に代えて小花模様のしゃれ袋をしてみました。少し大人の雰囲気Photo_2になります。帯締めは春らしく綾竹経巻幽玄染めで。

羽織を着て行きました。母の単衣の着物をリフォームしたものです。

きもの:ジュサブロー 帯:帯の岩田(桝屋高尾 朱虎作)

トークの後、先日拝見した博多織りの展示が引き続き開催されていたので、もう一度売り場を訪れてみました。今回は瀧口涼子さんとじっくりお話しすることができ、お別れが淋しく感じられるほどでした。締めたら映えるだろうな、と思われるピンクとグレーを基調とした帯があり、こころ惹かれましたが、今年は購入は無理。残念がっていらっしゃいました。帯はいくら斬新なデザインでも締めた時着物にしっくり合うものでないと駄目、帯は締めてなんぼのもの、帯だけをみて満足しないで、作品を作るときには着物に締めた時どんな感じになるかを考えてデザインしてほしいと私の帯観を伝えましたら、いたく感じ入ってくださったようで、返って恐縮した次第です。最後に一緒にお写真を撮り、握手をしてまたの再開をお約束し、お別れしてきました。瀧口さん、上野さん、お元気でご活躍くださいね。

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