« 春風亭一之輔真打昇進披露公演へ | トップページ | 夏のきものの醍醐味 »

2012年7月25日 (水)

母の八重山上布

001_3母から譲り受けた八重山上布のきもの、丈が三尺九寸しかなくてとても私には着られません。が、白地に八重山伝統の捺染、クール(紅露)染めの着物をこのまま箪笥の肥やしにするのは余りにももったいない、ということで、昨年横浜マイスターの称号を持っていらっしゃる裁縫士の鈴木先生にお願いしてうまく再生していただきました。みごとな出来栄えです。左の写真は前からみたところ、私の身長にあわせて、着た時におはしょりに隠れるようにうまく剥ぎ布(この場合は白の麻地)を入れてあります。

後ろから見たところはこんな風に剥ぎ布がいれてあります。鈴木先生曰く「ちょっと裁断をまちがえると台無しになりますから苦労しました」とのこと。ちなみに黄色くなっていた生地は越後の六日町に持って行って頂き、越後上布と仲良く一緒に雪ざらしをしていただきました。最初は八重山でなくて越後上布かも、といわれていたのですが、目利きの専門家に見ていただいたところ間違いなく八重山上布、それも今では珍しい経糸、緯糸とも苧痲で織られた大変002_5貴重な布地であることも分かりました。決して私の財力では手に入れることのできない文化的遺産ともいえる布地。母のおかげで今年も涼し気に着ることができます。

002_2

« 春風亭一之輔真打昇進披露公演へ | トップページ | 夏のきものの醍醐味 »

和装」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1625825/46459643

この記事へのトラックバック一覧です: 母の八重山上布:

« 春風亭一之輔真打昇進披露公演へ | トップページ | 夏のきものの醍醐味 »