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2012年7月

2012年7月28日 (土)

夏のきものの醍醐味

連日の猛暑続き、本当に今日も暑かったですねえ、年を重ねるにつれて心配になってきたのが近頃はやりの(?)熱中症。甘く見ると怖いと知ってから塩分と水分を毎日気にしながら生活する習慣が身に付きました。それでも大好きなきものは着たい、「こんな暑い日にきものなんか・・」と思われるのが嫌でできるだけ見た目にも涼しげなきものを選んできています。

実際に着てみてなんといっても一番涼しいのが麻の着物、そして麻の長襦袢に麻の足袋、着付けをして帯をしめるときだけはやはり少し暑苦しいのですが、きてしまうとよほど洋装でパンツなどをはくより涼しい、裾から、身八口からすーと風が通ります。それに肌を出さないので日焼け予防にもなります。

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今日は久しぶりに呉服の催しがあったので、一年ぶりに八重山上布のきものに羅風の帯を締めて出かけました。白地に薄茶系の沖縄模様がなんとも夏らしく着ていると夏のきものの醍醐味が味わえます。夏こそ着物ですね!

2012年7月25日 (水)

母の八重山上布

001_3母から譲り受けた八重山上布のきもの、丈が三尺九寸しかなくてとても私には着られません。が、白地に八重山伝統の捺染、クール(紅露)染めの着物をこのまま箪笥の肥やしにするのは余りにももったいない、ということで、昨年横浜マイスターの称号を持っていらっしゃる裁縫士の鈴木先生にお願いしてうまく再生していただきました。みごとな出来栄えです。左の写真は前からみたところ、私の身長にあわせて、着た時におはしょりに隠れるようにうまく剥ぎ布(この場合は白の麻地)を入れてあります。

後ろから見たところはこんな風に剥ぎ布がいれてあります。鈴木先生曰く「ちょっと裁断をまちがえると台無しになりますから苦労しました」とのこと。ちなみに黄色くなっていた生地は越後の六日町に持って行って頂き、越後上布と仲良く一緒に雪ざらしをしていただきました。最初は八重山でなくて越後上布かも、といわれていたのですが、目利きの専門家に見ていただいたところ間違いなく八重山上布、それも今では珍しい経糸、緯糸とも苧痲で織られた大変002_5貴重な布地であることも分かりました。決して私の財力では手に入れることのできない文化的遺産ともいえる布地。母のおかげで今年も涼し気に着ることができます。

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2012年7月16日 (月)

春風亭一之輔真打昇進披露公演へ

16さすが、当代人気の噺家の真打昇進披露公演、完売御礼の盛況です。落語協会で二十一人抜きをやってのけただけあって確かにうまい、そしてなにより個性的。個性がないとやはり大勢のなかから将来的に抜きんでるのは難しい。夏の御題、「青菜」でのお披露目でしたが、当り前にやっているようで後半の手の入れ方は特に面白い、一言で言うと現代的なデフォルメ演出。その分好き嫌いははっきりと出るでしょうが、私は好きです。これからの精進が期待されます。

口上には師匠の一朝、小朝師匠、一之輔の兄弟子の柳朝、全員が本当に彼の昇進を喜んでいるのが見てとれて楽しい口上になりました。兄弟子の柳朝は「おしの釣り」、小朝師匠は「親子酒」、師匠の一朝は「宗論」とどれも聴き応えのある噺で楽しい会になりました。

Photoそして30度を超す真夏日でしたが、頑張ってきもので出かけました、なるべく見た目にも涼しげなきものをと、白地に亀甲模様の男がすりの能登上布です。きもの、帯ともに母から譲られたもの。

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2012年7月 8日 (日)

丸八年待ちました!

実母が認知症を発症してからかれこれ11年になります。最初の3年間は家で暮らしました。もう思い出すのも辛いので出来るだけ振り返らないようにしているのですが、奇行、妄言、暴力などなど元気なころの母を思うと想像もできないような状態になり、果ては転んで右大腿脛骨骨折で手術、52日間の入院を経て、ケアマネージャーの進言で老人保健施設に入所。そこでのリハビリ効果は抜群でつえなしで歩けるようにはなりましたが、認知症は進行するばかり・・その間に私が体調を崩したこともあって以来8年間老健で面倒を見ていただくことになりました。もちろん介護老人ホームの申し込みはしていました。二年ごとの更新手続きをしながら横浜市のホーム五か所に申し込みをしていたのですが、なんとどのホームも何百人待ちの状態、生きている間に廻ってくるかどうかなのです。

でも捨てる神あれば拾う神ありですね、夫の母の入っているホームからお声をかけていただき急遽、6月29日に入所できることになりました。神奈川県内にあるのですが、なにせ辺鄙なところにあり、家からは2時間半ほどかかります。16年入っている夫の母がその間床ずれひとつ作ることなく親切に見ていただいているということを考えるとこちらの通う手間暇など問題ではありません。それに姑と同じ施設ならばひとところに通えばよく事務手続きなども楽になります。

ああこれで私が先にいなくなっても母は天寿を全うできると思うと少し心が軽くなったような気がします。

さっそく恒例の盆踊り大会に出かけて母たちと楽しんでこようと思っています。

2012年7月 3日 (火)

雨にも負けず・・

Photo_2午前中には地震、午後からは予定通りのざんざ降りの雨、薄物への衣替えの日は生憎のお天気になりました。近頃は野暮用が多く、いつもの年に比べきものを着る機会が減っているということで、雨にも負けず、蒸し暑さにもめげずきものを着てにぎわい座へ。初薄物は近年お気に入りの明石縮。さらっとしていてとても涼しく着易いきものです。帯は初コーディネイトを狙って花火模様の絽名古屋にしようと用意していたのですが、合わせてみるとどうも帯が重い感じになる、じっとりと蒸し暑い今日のような日はもっと軽い帯が一番とこの着物に定番の櫛織りの帯に変更、帯締めは夏らしくからむし入り。

Shiraku_7gatsu

今日の落語は続志らく百席、「後生鰻」、「厩火事」、「文七元結」の三席です。この中では最初の後生鰻が一番出来が良く、彼の本領はこういった分野ではないかと思います。期待した文七元結はもっとしっとりと人情味豊かにやってほしかった。ご本人は志らく十八番に入れているようですが、ちょっと納得がいきません。

といいつつ何といっても毎月訪れるにぎわい座、私にとっては大事なストレス解消の場になっています。

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