2019年1月13日 (日)

平田竹峯さん

一年ぶりに平田組紐の平田竹峯さんが高島屋の呉服部に実演にいらっしゃるというので、着物仲間の一人と出かけてきました。体調不良が続いたとのことで少し顔がほっそりしていらっしゃる以外はお変わりなく、一年分の明るいトークを楽しむことができました。

桐の花の付け下げと松葉青海模様の袋帯に合うしっかりと締まる帯締めがほしかったので、色々物色、結局貝ノ口亀甲の少し濃いめの色を選びました。貝ノ口はお値段が少々張るのですが、それだけのことはあり、袋帯がしっかり締まり、重宝な帯締めです。

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今日の着物は:桐の花模様の付下げに松葉青海模様の袋帯です

帯締めが少し帯に対して弱いので、今回しっかりと締まる貝の口亀甲をお願いしてきました。

2019年1月10日 (木)

初落語は市馬さん

2019_1_10今回は色ものはなく、前座を含めて落語5席、二つ目の市楽さんの何とも現代的な落語を聴いてから市馬さんの落語を聴くと、奇をてらわない流れるような上品な噺ぶりが引き立ちます(市楽さんを否定しているわけではありませんよ)

「かつぎや」、「普段の袴」、「宿屋の富」とも強烈なインパクトのある話振りではありませんが、落ちついた「江戸落語」を聴いているぞ、という感覚になる品の良い笑いをもたらす落語でした。

私は毎年お正月とお盆の季節の二回市馬落語を聴きに来ます。

ほっとやすらぐひと時を疲れた体に届けてくれるそんな落語だからです。

一時、落語協会の会長職になられた直後は多忙のためかかなりお疲れの様子で身体、大丈夫かな、と心配した時期もありましたが、すっかり元気になられ貫禄すらついてきたような気がします。

今年も爽やかな江戸落語を届けてほしいと思っています。

今日の着物は:本格的な冬の到来で冷たさを感じる日でしたので、紬の中でも暖かさの優等生、結城紬を着て行きました。そんなに生地が厚いわけでもないのにとても暖かい、さすが結城です。

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着物:結城紬(稲葉賀恵デザイン、奥順)

帯:日月紋袋帯(千切屋)

2019年1月 8日 (火)

今年の着衣始は

早々に着物仲間の一人からリクエストがあり、高島屋に出かけてきました。

彼女の注文した帯にちょっとしたトラブルがあり、その説明を問屋さんがしたいとのことでしたが、綺麗に仕立て直されていて無事問題も解決、やれやれでした。

この日は今年初めて着物を着る私にとってはいわゆる着衣始(きそはじめ)、なじみの店員さん達にお正月のご挨拶をということで、ちょっと改まった着物で出かけました。友人はブルー系地の無地、私は梅ねず色の無地です。ちゃんとした着物を纏うと気分も引き締まりますね。

2019_1_8_002今日のきものは:

梅ねず色の新小石丸地の色無地に青海松葉模様の袋帯、

初めてのコーディネイトです

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2019年1月 4日 (金)

新年おめでとうございます!

例年は除夜の鐘や気笛の音を聴きながら新年のご挨拶を書くのが恒例なのですが、年々仕事の速度が遅くなり、おまけに疲れやすくなり寝てしまい随分遅れての御挨拶となりました。

昨年は乳がんを患って10年目、なんとか再発を見ることなく無事11月末に”とりあえずの卒業”を医師から言い渡されました。とりあえずと言うのは乳がんは10年過ぎてもわずかですが再発の例もあるからです。が、「治ったと思ってくださっていいですよ」と言う医師の言葉を信じてこれからの人生を明るく生きて行きたいと思っています。癌サバイバーとして同病の皆さまに少しでも明るい希望を与えることができたらと思っています。

が、病気とは別になんといっても年齢には勝てず、毎年毎年体力が落ちて行くのははっきり分かります。昨夏の極暑で落ちた体重は今もって取り戻すことができません。若いころと違って痩せることが美へ繋がる年代ではなくなりました。健康第一です。

毎年同じようなことを繰り返して書くばかりのブログですが、私にとっては大切な日記代わり、思い出のメモ代わりとなっています。

今年もどうぞよろしくお付き合いください。

2018年12月24日 (月)

第三回 ソナタコンクール本選

Photoピアノの先生から「お勉強になるから出なさい、ソナチネでいいから全楽章弾くのよ」と言われて参加したソナタコンクール、まだまだソナタとはどんな形式のものかよくわかっていない孫のAちゃんにしっかり勉強させようと思われたのでしょう。ソナチネといえどもソナタ以上に難しい曲があるとは聞いていたのですが、なるほど3番はなかなかの難曲。

のんびり屋さんのAちゃんですが、なんとか予選を通過し、本選に出場とあいなりました。

バッハコンクールもそうでしたが、このソナタコンクールも審査員の格がかなり上、どんな評価を頂けるかというのが楽しみでした。

結果は予想外の金賞受賞!びっくりしましたが、確かによく弾けていました。審査員の先生が「シゲル・カワイできつい音にならず丸い音を出せるのはいい。」と言っていただいたのは日ごろ打鍵を厳しく指導されている結果が出ているということで本人もうれしそうでした。

まだメジャーなコンクールではありませんが、十分にこれからの肥やしとなる経験が出来たと思います。

2018年12月19日 (水)

十二月大歌舞伎 Bプロ

018_12_19_001またまた優待券を手に入れたので、着物仲間の友人と先月から連続の歌舞伎見物に出かけてきました。その旨を電話で大阪の友人に話したら、「阿古屋」が是非観たい!どこの席でもいいから手に入る?」ということで、大阪から日帰りの歌舞伎見物と言う贅沢もなんのその、上京してきました。彼女の哲学は「とにかく元気なうちに色々経験したい、明日のことは分からない年になったから」、へそくりはぜ~んぶ使って死ぬつもりだそうです。

さて、今回の目玉「阿古屋」は今は玉三郎の独壇場、テレビの日本の芸能で拝見しましたが演技をしながら三つの楽器を弾きこなさなくてはならないというとてもハードルが高い役です。この役を若い人に伝えて行かなくてはという使命感から、今回中村児太郎中村梅枝の若手を抜擢しAプロの玉三郎の阿古屋と並んでBプロとしてこの二人が交代に演ずることになったのです。今回は私には馴染み深い児太郎を選んでみました。

児太郎の阿古屋は想像以上の出来で、若さのある等身大の阿古屋を熱演。24歳の児太郎があと20年もしたらどんない成熟した阿古屋を演ずるようになるか、楽しみですね。

あとの二演目は 1.あんまと泥棒

           2.傾城雪吉原

1.は中車が熱演、ちょっと落語的なおもしろさのあるお話

2.はただひたすら玉三郎の美しさに見惚れる、そんな踊りでした。

はるばる大阪から上京した友人も大満足、「またよろしくね!」の一言を残してトンボ帰りして行きました。

Photo今日の着物は:二年ほどご無沙汰していた無線友禅の付下げ、地色はブルーグレイ系で地味目ですが、模様の花がパッと華やかでとても映えます。

着物:無線友禅の付下げ(矢代仁)

帯:若松模様の袋帯(帯の岩田)

2018年12月16日 (日)

まあまちゃんのお誕生会

7娘たち一家のご招待で、今日は横浜のリストランテ・マンジャーレ・ウオーターエッジ・YOKOHAMAというイタリアンのお店へ。

地元ですが、あまりこちらの方には出かけないので全くの不案内、横浜駅から地図には4分と書いてあるのですが、ゆうに10分はかかったのでは・・

どうも結婚式場を兼ねてというか結婚式場がメインでそれに併設したレストランと言う雰囲気です。窓からは横浜らしい景色がネオンに映え、若い人のデートスポットとしてはぴったりなのではないかな、というのが感想。

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お味はまずまず、ドリンクは飲み放題コースだったのですが、これはちょっとどうかな、赤ワインなどお口に合わなくて残念でした。好きな銘柄のお酒を少し飲んだ方が私たちの年代には合っているとおもうのですが・・

二時間それでも和気藹藹とお孫ちゃんを中心に楽しいお食事を頂くことができました。

言うのも癪なほどの年になってしまいましたが、いくつになってもこういう会はうれしいものです。

今日のきものは:夜のお食事だし、お祝いの会でもあるので、紬ですが少しドレッシーに決めてみました。

Photo着物:墨絵模様の染紬 母から譲られたものなので出自はわかりませんが、軽くて艶があってなかなかよい紬だと思います

帯:小倉貞右作 江戸の祭り この帯一本でぱっと華やかになります

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2018年12月15日 (土)

今年最後の権太楼独演会

Cec2be22ce46aa372545e2311578b9ff暮れはやっぱり権太楼、そう思わせる独演会でした。

1.うどん屋

2.文七元結

の二席、うどん屋は定番の流れでしたが、ともすれば灰汁の強い演じ方の多い噺を品をおとさないでさらっと嫌味なくやってくれました。

圧巻は文七元結、最高に熱の入った高座で、今年最後の独演会を締めくくってくれました。

もちろん拍手は鳴りやまず・・

そうそう、入門して丁度10年だと言うさん光さん、ずっと聴いてきていますが、「浮世床」、なかなかでした。

Photo今日の着物は:地味ですね~、でも似合うようになりました。母のお下がりです。帯は朝日チャリティで買った染帯、南の帯と着物の取り合わせです。

きもの:久米島紬

帯:紅型模様の染帯(丸山叡子作)

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2018年12月 9日 (日)

林家たい平独演会 at にぎわい座

2018_12_9しばらくご無沙汰していたたい平独演会、お孫ちゃんがファンなので、久しぶりに二人で覗いてきました。

相変わらずの大盛況、お孫ちゃんも「たい平さんって人気あるんだねえ」とびっくりした様子。

新作二題と古典一題の三題、

「青菜」と題した新作二題はどう考えてももう一つで、会場から笑い声は時々聞こえてはいましたが、納得のいく笑いではなかったような気がします。

そして、古典は暮れの定番の大作「芝浜」、たい平さんの芝浜はおかみさんがあくまで可愛い女房ですが、私の好みは強い女房、それでも以前聴いた時より力量は増し、かなりの名演になっていました。でも正直言うと「芝浜」は私の好みの噺ではないのです。

次の機会は私好みの噺が聴いてみたいですね。

002_2今日のきものは:これも本当に久しぶりに着る母から譲られた御召、かなり地厚なので胴抜き仕立てにしていますが、この時期でも十分に暖かい着物です。織り元の「矢代仁」さんではスペシャル風通御召と言っているのだそうです。

きもの:風通御召 帯:がまずみ模様の染帯

帯締め:御岳組(平田組紐)

Photo

右は前日8日に呉服千秋楽といって暮れの特選呉服販売会に行った時の装いです。最近二枚も長襦袢を駄目にしてしまったので、急遽、一枚ゲットしてきました。長襦袢は何といっても下着で消耗品、ときどき補充が必要なようです。

きもの:織疋田の風通御召に、綴れの名古屋帯(ベルリンの花という名がついています)

きもの:風通御召(矢代仁) 帯:綴名古屋帯

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2018年11月17日 (土)

犬神家の一族  新派公演

Photo毎年恒例、妹の招待での演劇鑑賞。今年は新橋演舞場で。

六月に三越劇場で観た”黒とかげ”がもうひとつだったので今回も余り期待せず出かけたのですが、劇の構成、舞台演出がとてもよく、原作を読んだことのない人でもわかりやすく仕立てられていました。この作品は随分前に読んでいたのですが、さすがに細部までは覚えておらず、演出によって随分助けられました。

推理物であり、あくまでこの作品は娯楽劇なのですが、底に流れているものは反戦であり、平和であるので、誰にも理解しやすい劇に仕上がっていました。

三時間退屈することなく、楽しむことができました。

Photo_2今日の着物は:歌舞伎座の時より少し軽めに。

訪問着ですが、紬なので堅苦しさがありません。

きもの:紬訪問着(山岸幸一作 ”紅想い”)

帯:紬地掬袋帯(輪の集い まこと織物)

11月ですが紬の着物は暖かく、コートはいりませんでした。

«今日も長講でした!