2018年1月14日 (日)

平田竹峯さん

毎年一月恒例の平田竹峯さんの実演販売会に行ってきました。

以前は年に何回か実演があったのですが、ここ数年は全国を廻っていらっしゃる竹峯さんの予約がいっぱいで、一回になってしまいました。東京、横浜近郊の他のデパートやお店にいけばお会いできるのでしょうが、ここ横浜の高島屋でのことです。

竹峯さんと一年分のおしゃべりをして今年の分の注文をして夕方まで友人と二人たのしんできました。新年最初のご挨拶ということで着物も普段着ではなく格上げしていくのが毎年の恒例になっています。

友人はクリーム地に藍で描いた模様のある付下げに綴れの帯で決めてきました。

今日の着物は:

Photo一年ほど着ていない梅ねず色の新小石丸の無地に鳳凰模様の糸錦の袋

帯で。

着物:梅ねず色の無地、地紋は牡丹唐草(矢代仁)Photo_2

帯:鳳凰模様の糸錦の袋帯(帯の岩田)

それにしても左手のサポーター、目立ちますね、

2018年1月10日 (水)

着衣始は市馬独演会

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暮れから家事が忙しく、労働での名誉の負傷とはなんとも情けない、左親指の関節を痛めてサポーターをする身、本年最初の着物はうまく着られるかどうか懸念していました。比較的着易い紬系の着物と名古屋帯にしていざ!となったのですが、人間はほんの少し不自由なところがあってもその不自由さが何倍にもなって返ってくるものですね、悪戦苦闘しての40分、やっと帯を結べてなんとかさまになりました。がいつものようにすっきりとは着られない、今年の着衣始はさんざんな結果になりました。

が、久しぶりの市馬師匠の独演会は素晴らしく、今年初の落語にふさわしい幕開けとなりました。一席目は「御慶」、この噺は初体験、なんでも純粋な江戸落語だそうで「御慶」という題名は小さん師匠が名付けたものらしい、一時間近くの長講、「御慶」とは「おめでたい」というあいさつらしいのですが、富くじに凝った八五郎がやっと千両をあてたあと大家から伝授された付け焼刃の知識で振舞う面白さを市馬師匠はさらりと粋に話してくれました。そして二席目がなんと十年振りにきく「片棒」、初めて市馬落語を聞いたときに「七段目」と一緒に聞き、市馬落語の面白さにはまった噺です。あれ以来聞く機会がなく残念に思っていた噺ですが、今年最初の落語会で聞くことができなんだか今年は良いことがあるような気がしてきました。市馬師匠の片棒は絶品です。会場全員笑い転げてめでたくお開きとなりました。まさに初笑いでした!

今日の着物は:着衣始ということで紬ですが少しエレガントに。

Photo_2少々映りが悪いのですが、ベージュ地に墨絵風に描かれた四季の花模様の染紬、母から譲り受けたものですので、出自は分かりません。

帯:唐花模様の染帯(小倉隆作  東京手描き友禅)

帯締めは笹波組

2018年1月 1日 (月)

新年おめでとうございます

また新しい年が明けました。

年々月日の経つのが早く感ずるようになり、小学生時代が鈍行なら今や超特急のぞみくらいの速さに感じる、まさに年を取った証拠ですね。

ぶつぶつ文句を言ってもせん無いことなので、より日一日を大事に過ごす心構えが必要なようです。

と言うわけでまだまだ煩悩から脱しきれないというか、まったく煩悩そのもののような人間ですが、今年もよろしくお願いいたします。まずは健康で一年を過ごすことができますように!

2017年12月23日 (土)

冬の東北初体験 12月21日~23日

2017_12_21目的地は岩手県雫石、娘たちがスキーに行くのに乗っかっての旅行、もちろん転んだらおしまい、寝たきりになる可能性のある私はスキーはやりません。

東北の冬の寒さの程度が分からないので、手持ちの衣類で考えうるだけの防寒をして出かけましたが、ピリッとした寒さは潔いほど気持ちよく、何の問題もありませんでした。もちろんこの環境で生活していくことを考えなければという旅行者の甘い感想です。

今年の冬は気温の変化が関東地方でも激しく、例年になく身体が痛い、宿泊予定の雫石プリンスホテル内には高倉温泉という温泉があるというので私の目的はこちら。

娘たちは車で六時間半かけての旅行ですが、車が苦手な私は秋田新幹線で優雅に旅行です。盛岡で北海道新幹線はやぶさから切り離されたこまち最初の停車駅が雫石、なんとなんとこの駅で下車したのは私一人、田舎の小さな鄙びた駅といった風情のホームで、エレベーターはもちろんエスカレーターもありません。とても新幹線の停車する駅とは思えないのですが、駅舎は写真のとおりおしゃれなしつらえです。でも人がいないのよね~

2017_12_23ホテルのお部屋からは岩手山など素敵な冬景色がみられ水墨画のような自然の美しさが楽しめました。ゴンドラにのってスキー場も見学、それにしても孫のスキーの上達の早いこと!子供はやっぱり違います。

夜の5時からは車で小岩井牧場へ、綺麗にライトアップされ幻想的な景色を見ることができました。お土産のチーズやクッキーもゲット、

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2泊して私一人は先に帰宅、雪の雫石駅のホームも映画のワンシーンのようで、ひとりでホームにたっているとなんだか胸がキュンとなるような気分になりました。たまにはこんな旅行もいいですね。

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2017年12月14日 (木)

今年の落語はさん喬で締め

2017_12_1412月14日と言えば赤穂浪士討ち入りの日、実際には旧暦の12月14日なので1月になるのでしょうが、まあそこは置いとくとして歌舞伎も落語も12月は忠臣蔵ものが多くなります。

本日のさん喬独演会も「落語の中の忠臣蔵」と言うテーマでの開催、といっても討ち入りを落語で話すわけではありませんから忠臣蔵に関連した噺と言う方がいいのかもしれません。

二つ目の柳家さん若が「権助芝居」で、さん喬が「七段目」「中村仲蔵」でと歌舞伎に絡んだ忠臣蔵話がづづきます。間に「掛け取り」をはさんで年の暮れの雰囲気も十分。いやが応でも年末を感じさせる演目になりました。滑稽話の「七段目」も愉快でしたが、やっぱり、さん喬は「中村仲蔵」でしょう。江戸の頃、忠臣蔵五段目はお弁当の時間だったほど軽く見られていた段でしたが、中村仲蔵によって定九郎の演じ方を身なりからがらりと変えたことによって注目を浴びるようになったという役者出世のお話です、仲蔵の演ずる様子がありありと浮かびどうしても私には定九郎を中村獅童が演じているように見えて仕方ありませんでした。

相変わらずの長講で終演は午後10時、覚悟していきましたので、あわてず騒がず・・家に帰ったのは11時近くになっていました。

今日の着物は:今年の着物の着納めになります。

Photo_2今期は何を思ったか、母のお下がりを着ることが多くなりました。

生紬を小紋に染めた染紬の着物に織り名古屋帯、帯締めを綾竹組の浅蘇芳にしてみました。帯に織り込まれている模様は橘のようです。たまたまですが、実家の家紋になります。Photo_4

2017年12月12日 (火)

ちょこっと横浜

北海道の知り合いからの到来物、もち米、家ではほとんど使いませんので、お赤飯をよく炊くと言う着物仲間の一人に差し上げることにしました。

ついでに着物を見て目の保養をし、お正月のお菓子でもかってこようと、高島屋で待ち合わせ。

彼女も私ももちろん着物で。寒くなってくると紬の着物の暖かさがありがたく思えます。夕刻、来年もよろしくと今年最後のご挨拶をして家路に。

今日の着物は:寒そうだったので手持ちの着物の中でも暖かさでは一、二を争う、飯田紬で。気楽なお出かけなので、帯も縞の紬で。

Photo_5典型的な飯田格子と言われる格子柄の飯田紬、これほど特徴のある格子柄ならば知っている人ならばすぐに飯田紬と分かりますよね。

2017年12月10日 (日)

すっぽん料理

春に京都に行った時本家たん熊でいただいたすっぽんの一人鍋がおいしくて孫ともども大絶賛し翌日はコラーゲンの恩恵か二人とも肌がつやつやだったと娘に自慢したのがよほど羨ましかったのか、「すっぽん料理」をご馳走するから食べに行こうと誘われました。

お店は関内にある「空海本店」という日本料理のお店、娘夫婦ともに初めてのお店で、お味は分かりません。京都の時はコース料理の中の一品だったのですが、今回はすっぽんコースで出てくるもの出てくるものすっぽんばかり、最初に生き血をお酒で割ったものがでてちょっと”うっ”と思いましたが、案外生臭さもなく、といっておいしいわけでもなく慈養のために薬酒を頂いている感じでした。

すっぽんの心臓とレバーのお刺身、臭いは特に感じませんでしたが、すべて生姜が添えられているのはやはり気にする方がおおいのでしょうか。すっぽんの一部を使った料理ばかりを並べられると、さずがになんだかすっぽんがかわいそうになってしまいましたが、そう感じたのは私だけではなかったようです。すっぽんはコースの中に一品と言うくらいがちょうどよいですね。お味はう~ん、京都の方が上かな・・

Photo_2左はすっぽんの生き血酒です。臭いはほとんどありません。

今回はコラーゲンの効果はあまりありませんでした。

今日の着物は:今日はおばあさん役なので少し地味目でも気になりませんでした。

Photo_4先日着たばかりですが、今回は帯を南風原花織の名古屋帯で、落ちついた雰囲気になります。

2017年12月 8日 (金)

丸一日お楽しみデー

お昼過ぎから夕方までは年末恒例の高島屋特選呉服販売会に台町の料亭滝川へ着物仲間三人で、夜七時からはにぎわい座へ落語を聴きに行く、という近頃では珍しい一日二か所のお楽しみ。一つに全力投球すると次の予定の頃はぐったりとなる情けないお年頃になってしまったので、近頃はダブルの予定は組まないことにしていたのですが、今回は二つとも外せないということで、頑張って、同時に適当に力を抜いて出かけてきました。

滝川は横浜では有名な料亭、お昼にいただく会席膳もおいしく、いつもありがたく頂戴しています。今回は丹波屋さん製の白地に紫と緑の模様の入ったしゃれ袋を超お値打ちの価格で手に入れました。着物や帯は洋装と比べるとお値段が張るので、こういった信用あるお値打ちの販売会で手に入れるのが一番の得策だと思っています。品質は間違いなしの良品ばかりです。今回も問屋さんとの楽しいトークを十分に楽しんでから、五時半過ぎに桜木町にあるにぎわい座へ。

2017_12_8今夜は柳家権太楼の独演会、相変わらずの盛況でほとんど席は埋まっていました。この会は比較的年配、特に男性が多いのが特徴です。
お昼から出ているので、眠気が来るのではないかと思っていたのですが、なんのなんの、相変わらずの熱演でそんな暇はありませんでした。「一人酒盛」の酔いっぷりはいつものことながらまさに一升酒でも飲んだよう、そして「井戸の茶碗」は滑稽さを交えながらの人情味あふれた熱演で知らず知らずのうちに引き込まれていました。

よく権太楼の「動」とさん喬の「静」といわれますが、まさにそうで、今の落語界をけん引していく実力者であることはまちがいないと言えそうです。

今日の着物は:仕立ておろしの墨絵模様の紬に萩紋のしゃれ袋帯

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両方とも母から譲られたものです。この紬は非常に軽く艶もあり、暖かくて着易い着物でした。

何処の紬か母から聞いていなかったので不明ですが、問屋さんにうかがったところ、かなり良いものと言うことです。墨でえがかれた四季の花の模様が良く映っていないのが残念です。

2017年11月29日 (水)

ありがとう!そしてまたどこかで・・

私の一番苦手なことはずっとかかわりのあった人とのお別れ・・だからお別れしなくてはならないときは、しっかりきっちりと最後までお付き合いして後悔のないようにします。

20年のお付き合いのあった横浜高島屋呉服部の社員さんが、とうとう11月29日をもって退社されることになりました。10月にとりあえずのお別れのご挨拶をしておきましたが、いよいよ本日が最後ということで、友人と二人お店にお別れに行ってきました。

「最後までお仕事たっぷりしていただきます!」と宣言し、現在の担当の社員さんに断ったうえで、悉皆に出しておいた着物と長襦袢のお支払いをさせていただきました。それから友人と二人、お店の反物の品定め、これもまた最後のお見立てをしていただき楽しい時間をすごしました。高島屋にいらっしゃることがあったら連絡してください、出てきますから、ともうしあげたら「携帯番号、消さないでおきますから」といっていただきました。

本当に楽しい20年間でした。ありがとうございました!どうぞ、いつまでもお元気で・・

今日の着物は:もちろん最後まで着物を着て伺いました。

Photo_2久米島紬展をやっていたので、私も・・、

今はこんな素朴なものは作っていないようですね、典型的な久米島紬は二三ありましたが、あとは聞かないとどこの紬かわからないようなデザインが多くなっていました。

帯:紅型模様の染帯    丸山叡子作

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2017年11月21日 (火)

「ワンピース」 again

Shinbashi_201710ffl_ecfc4935781aae7丁度二年前に原作の漫画も何も知らずに観て感動した「ワンピース」、またまた観てきました。今回は大いに私が宣伝したためか同年代の友人たちも是非に観たいということで、わざわざ大阪と名古屋から出てきてくれました。

先に観に行ったお孫ちゃんから「大分演出が変わっていたよ」と事細かに相違点を聞いてはいましたが、なるほどなるほど随分と進化。主演でもあり、演出を手掛けている猿之助さんが予想もしない大けがで若手の尾上右近さんが代役を務めましたが、もう十分二代目ルフィと呼ばれるにふさわしい力を付けていてびっくり、動きも素晴らしく、猿之助さんと二人ルフィを当たり役の一つにできる役者になっています。

周りを囲む他の出演者もすっかりワンピースワールドに溶け込みその迫力と演技力は本当に素晴らしい、私が特に注目したいのは三役をこなした巳之助さんかな、そして可愛い市川右近ちゃん、もう孫などめろめろです。

次は進化した姿を猿之助さんのルフィで観てみたいものです。早くお元気になって舞台で暴れてくださいね。

2友人たちは新橋演舞場は初めて。開場前に記念にパチリ。しっかりお弁当を持っています。

今日の着物は:

Photo確か二年前もこのコーディネイトでした。この時期になると着たくなる着物なのかもしれません。

歌舞伎座のときより演舞場の方が着物の方も軽いものが多いようです。

着物:織疋田に絵緯の御召

帯:大江戸の祭り(東京手描き友禅 小倉貞右作)

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