2018年6月14日 (木)

初新派 ー 黒蜥蝪

Photo優待券を頂いたので、一度体験してみたいと思っていた新派を観に友人を誘っていってきました。

といっても新派新派した演目ではなく江戸川乱歩原作の黒とかげ、今回は新しく新派に入団された河合菊之丞さんと喜多村緑郎さんというもと歌舞伎俳優のお二人が主演。

三越劇場は初めてですが、こじんまりしたレトロ感覚の作りでこういったお芝居にはぴったりでしょう。

自分でお席は選べませんでしたので、2列3番と言うかぶりつき、といっても一列目はありませんでしたので実際には最前列、俳優さんや舞台上がリアルに見える臨場感はんぱないお席でした。たまにはこういう体験もいいですね。

お芝居はというと前半はちょっと勢いがなかったのですが、休憩をはさんだ後半から一挙にテンションが上がり、終幕まで目が離せない展開になりました。

次は新派らしい日本調の古典を拝見するのもいいかもしれません。

それにしても二人とも方向音痴のおのぼりさん、帰りは三越から日本橋高島屋へ行く道に迷い、高島屋から地下鉄に行く道に迷った挙句、東京駅へ。年はとりたくないものです・・・・

今日の着物は:前回と同じ波模様の単衣の付下げ小紋、観音紗より華やかな秋草模様の絽綴れに替えました。お孫ちゃんのアドバイスです。

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2018年6月 8日 (金)

ローズホールで初特選呉服会

例年の恒例行事だった滝川での特選呉服販売会が今回は新しくなったタカシマヤローズホールであるというので、見物がてら友人たちとでかけてきました。同時開催の上品会もあったのですが、もう今年は何度も拝見しているので、興味の対象は良いものが一番お得に手に入ると言う催しの販売会のほうです。

会場は広々としていてとても感じがよいのですが、滝川で催された時のように畳の上に座ってデンとつまれた反物をひっくり返して掘り出し物をさがすという楽しみはありませんでした。

ショーウインドウに並べられた商品では手にとってゆっくりと見ることも他商品と比較することもできにくいし、第一どの商品がお買い得商品なのかもお客には分かりにくい・・

やはり上品会とお買い得会とは離した方が良い様な気がします。

それでもおなじみの矢代仁さんから提示された塵よけコート地は超掘り出し物。予定外でしたが前から欲しいと思っていたものでしたので、珍しく衝動買いです。

今日のきものは:仕立ておろしの単衣の付下げ小紋。気楽に着られるように矢代仁さんにお

Photo_2願いして染めていただきました。暑いので白の絽の長襦袢を着ましたが、薄い色が余計にうすくなり、ちょっと白っぽくなりすぎたかな、と反省。長襦袢の色を薄紫などにして色を調節したほうが良いようです。

着物:波模様の付下げ小紋 (矢代仁)

帯:観音紗の袋帯(水泡間道  帯の岩田)

帯締め:冠小葉(平田組紐)

2018年6月 4日 (月)

二階の客席から

006久しぶりに二階の客席から落語を聴きました。三三は横浜では人気でちょっともたもたしているともういつもの席は売り切れ。そういう時は一階の後部は前に座高の高い男性などが座ると見えにくいので避けて段差がしっかりついていて見やすい二階の二列目か三列目を選択します。

たまには上から落語を見て聴くのも新鮮でいいし、二階のロビーは混雑しないのがいい。

演目は「短命」「安兵衛道場破り」「不動坊」の三席で前座はなし。「不動坊」が三三師匠には一番むいているようで、楽しめました。

それにしてもちょっと噺がたるむと寝てしまう、近頃本当に私はお疲れのようです。

今日の着物は:六月に入って本格的な単衣の季節、落語は気楽な装いで行きますので、実は一番おしゃれが楽しめるのです。着なれた上代お召の単衣に母譲りの名古屋帯、もうちょっと垢抜けしていたら粋になるのですが・・

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着物:上代縞御召の単衣(矢代仁)

帯:白地に縞の名古屋帯(母のお下がり)

帯締め:濃き紫の帷子錦(平田組紐)

2018年5月19日 (土)

恒例 すずよ会

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毎年恒例の松崎伶子門下生によるピアノ発表会、すずよ会が今年は浦安音楽ホールで開かれました。

会場の都合なのか開始が午後3時半、家からは遠いので、遅いのは助かります。

例年は早くて6月半ば、遅い時は8月にあるのですが、会場獲得の都合なのでしょう、前回から一年もしないうちの開催なので準備が大変だったようです。

まだまだひよっこの孫のAちゃんは例年ピテナのコンクールの課題曲を弾くことになっているのですが、今年からD級に上がった上に準備期間が短いということでかなり先生に絞られたようです。それでも演奏後には「今日はちゃんと弾けたね」と先生に言って頂いたようで、一安心。なにせ前日までレッスンに伺って絞られてきたので先生の一言がうれしかったようです。

曲目は3声のシンフォニア 第13番 BWV.799 a-moll(J.S バッハ)  蝶々 Op.43-1 グリーグ  樅の木 Op.75-5 シベリウス

今回もまた新しい技法を先生から教えていただき、沢山勉強させていただいたようです。

終了後、関係のない私ですが、打ち上げに出させていただき楽しいひと時を送らせていただきました。

それにしても帰宅したら12時過ぎ!疲れました・・

 

今日のきものは:洋楽であろうとなんであろうと私の装いはいつも和服。

前回と同じように見えますが、今日は単衣の本塩沢、帯は袷用の紫陽花模様の染帯です

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2018年5月15日 (火)

うまいね、文菊さん

2018_5_15相変わらずくたくたになった状態でにぎわい座へ出かけるので、本当に申し訳ないけれど前座さんのお噺はいつも半分夢の中。

そんな状態でも目が覚めるような噺を聴かせてくれるようになれば自然に寝ていられなくなる、そう思って精進してくださいませ。

ほぼ一年振りだと思いますが、文菊さん、やっぱりすごい!まだお若そうなのに、貫禄はあるし、粋で品が良い。出囃子にのって出てくる姿もさまになっている。こういう出方をする演者は今まででは市馬さんしか知りません。伝統をしっかり受け継いで古典を追求していこうという姿勢は私の好みにあっています。

演目は「あくび指南」、「火焔太鼓」、「百川」の三席。全部良かったけれど勢いに乗ってきた「百川」が特に良かった。昨年初めて聴いた時の「らくだ」のインパクトが凄かったのですが、こういった滑稽ものもまた味がありました。

初めて聴いた友人が「すごくよかった、これからいつも聴きにこよう」と言っていました。またおっかけが一人増えましたね。そんなに遠くなく、にぎわい座の二階まで埋められるようになると思いますよ。

今日のきものは:少し暑さが引いたかと思い、再び袷に戻りました。といっても袷の中では一番涼しい大島です。久しぶりに今の季節の花、紫陽花模様の帯を合せてみました。

Photoきもの:泥藍大島 母からのお下がりです。もう60年以上前の母が30代のころの着物ですが、色あせていません。大島は息が長いですね。

帯:薄香地に紫陽花模様の染帯 出番が少ないのは季節のタイミングと少し地が厚いので、もったりして暑苦しく、避けてしまいます。芯をもっと薄いものに替えて軽やかにすると良いのかもしれません。

2018年5月13日 (日)

今年の母の日は・・

12日は和服の悉皆の引きとりがあったので、高島屋へ。そろそろ夏支度、薄物がお手入れにだしてありました。ついでに8階で催していた上品会を拝見して(三度目だったのでさあっと)、お隣のコーナーで開催されていた山村御流の生け花を拝見してきました。

今日の着物は:しばらく柔らか物は着ていなかったので、久しぶりに北斎模様の小紋で。

Photoきもの:北斎小紋

帯:唐花模様の染帯(東京手描き友禅)

帯締め:真砂子(平田組紐)

家に帰ったらこんな母の日のプレゼントが来ていました。Photo_3

Photo_2左は長男のお嫁さんから。可愛い山アジサイです。

右は娘から。カサブランカです。

両方ともきれいですね。しばらく玄関を良い匂いで満たしてくれます。

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2018年5月 3日 (木)

鰻で懇親会

Photo_3毎年小田原の北条五代祭のあるこの時期にお婿さんの実家のご両親のお招きで、小田原の名店鰻の”柏又”で懇親会がここ十年近く続いてきました。

まだまだ孫が小さくて父親の肩車で御神輿や武者行列を見物していたころからの行事です。

今年は夫が体調不良で欠席、あちらのお母さんも持病が芳しくなく往年の元気はなく、食も細くなられた様子。

加齢による変化は致し方ないこととはいえ、淋しいですね。

とはいえ、他のメンバーは元気ですので、いつものようにおいしく楽しくお食事をしながら二時間を過ごしました。あちらのお父さん曰く、「そろそろおしまいにしようかと思ったのですが、やっぱり来年からも続けよう、元気なうちは・・」ということで、来年またおいしい柏又の鰻に御目にかかることができるかも・・

それにしても近頃の気候不順に加えて加齢による体力低下、家に帰ったころはもうぐったり疲れ果てたという情けない有様でした。

今日の着物は:午前中は晩春の嵐でしたが、午後はなんとか回復。が、もう梅雨の時期のように蒸し暑い。なので思い切って単衣で。

Photo_4着物:本塩沢単衣(林宗平工房) 帯:陶絵模様の掬いの帯(まこと織物)

小物はすべて袷仕様です

2018年4月28日 (土)

上品会と雅楽鑑賞

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毎年恒例のきもの展示会上品会が芝の増上寺で開催されました。今年も早々に内覧会で作品を拝見していますので、今回の主目的は始めて体験の雅楽の演奏。

以前から東儀秀樹さんには関心がありましたので、たのしみにしておりました。

ホールでは東儀さんが越天楽を笙で演奏しながらの登場です。他の楽器の演奏は音で流し、合奏形態をとっての演奏です。

なんでもいわゆる雅楽だけでなく、今や小学校の音楽教育からはずされつつある日本の唱歌の演奏を試みたり、オリジナル曲を演奏したりと雅楽のみならず幅広い音楽を追求していこうと精力的に活動をされている様子。

しちりきという小さな笛や龍笛の紹介もあり初めて雅楽に接する初心者にもなじみやすい演奏でした。

演奏の後は記念の写真を皆さんと一緒にパチリ、良い思い出になることでしょう。

今日のきものは:友人が猪・鹿・蝶の連作のひとつ猪の帯で来ると言うので、私もそれにあわせて牡丹と蝶の掬いの帯で。着物は今年は登場の機会の多い白大島。帯締めだけは変えて西大寺組で。

PhotoPhoto_2右は友人の帯、今回は法事があるため欠席だったもう一人が鹿の帯を作っています。三そろいにならなくてちょっと残念でした。

2018年4月23日 (月)

近頃の呉服事情

久しぶりに着物仲間三人が横浜高島屋に集合。

それぞれが年齢を重ね、着物購入の意欲も下降線。といっても着物に飽きたわけではありません。そろえるものはだいたいそろったし、そんなに先が長いわけではないからあるものをキチンと手入れして次の世代まで送れるようにきめ細かく呉服に付き合っていこうと思いだしたということです。が、売る方としてはどんどん新しいものを買ってもらわなくては商売としては小さくなってしまう。難しいものですね。

母の時代は呉服全盛の時代でしたが、今のようにどんどん新しいものを買って着捨てていくという風潮はなく、何度も洗い張りをし、場合によっては染変えし、丁寧に着続けた時代でした。正直言ってそういう着物ライフが余り売る方には尊重される時代でなくなってしまいました。着物人口が減り、維持するより新しいものをどんどん買ってもらわなくては業界がやっていけないということにおそらく起因しているのだと思います。

そんなことを考えながらそれでも三人着物を着てお茶を飲み楽しんできました。「ほら、あの着物に今度はあの帯を合せてみたら?」などと知恵を出し合って御洒落を楽しむのは着物でこその楽しみといえます。

今日の着物は一人は秦荘紬に藍型の染帯、もう一人は大島紬に白地の塩瀬の帯、二人とも春らしい装いを楽しんでいました。

今日の着物:連続着用の塩沢紬、春らしいさわやかな色合いなので今頃が一番の出番です。帯は牡丹柄の染帯で

Photo洗面所で品のよい年配の御婦人から「牡丹ですね、素敵ですね、でもお顔の方がもっと綺麗でかわいらしいですね」とびっくりするようなおほめの言葉を頂きました。思わず「褒めていただきありがとうございます」とお礼を言ってしまいました。お世辞100%にしても褒められることはいくつになってもうれしいものです。でも、この年でかわいらしいとは・・

2018年4月16日 (月)

春の古都 その2

奈良から京都に戻って15日は三条にあるホテルで宿泊、銀座で何度かお世話になったホテルのチェーンホテルですが、かなり最近できたものらしくお部屋も真新しく清潔。なによりセキュリティがしっかりしているのが女性三人で泊まるのには安心です。

が、翌朝、朝食を食べにレストランに行ってびっくりしました。バイキング形式の朝食会場は満員、でもなんだかいつもと雰囲気が違うな、と思って見渡すと、なんとなんとジャパニーズは私たち三人だけの完全アウエイ。欧米人の姿も多いのですが、八割がた中国の方々、ここは京都なのだろうか、と思うほどです。錦市場が近いので、ホテルを出てからぶらぶらしてみたのですが、歩いている観光客はほとんどが外国の人ばかりでした。

観光客が多いのは京都の繁栄にはよいのでしょうが、私たち古い日本人ははんなりとしたあの京都の旅が楽しみたい・・

どうしても”老松”の和菓子をお土産に買いたいと友人に言ったら、上七軒にあるから、北野天満宮にお参りしてその帰りに買いましょう、ということで、一路バスで北上、30分以上バスに乗って目的地へ。

Photo上七軒の通りは写真のように石畳、古都の景観を残した町並みは、やっと昔の懐かしい京都に会えたようなうれしい気分になりました。

老松さんのお店もうっかりすると通り過ぎてしまいそうな控えめな感じですが、かといって入りにくさはなく、また来たいという気持ちにさせられる雰囲気のあるお店でした。

お土産の他に三人分桜餅を買って天満宮の境内のお休み処でいただきました。

上品な甘さで優しい味のするとても美味しい桜餅でした。

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何度も京都に来ているのですが、北野天満宮は初めて。

工事中でしたが、とても素晴らしく、またゆっくりお参りに来られたらと思います。

楽しい春の旅行でした。

さあ、秋は何処へ行きましょうか。

今日の着物は:帯は昨日と同じ。着物は昨年単衣から袷に仕立て直した塩沢紬で。軽くて動きやすいきものです。

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そうそう伊と忠さんで作っていただいた綿入りの草履。やはりとても歩きやすい、まったく疲れを感じませんでした。これからも大活躍することでしょう。

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