2017年11月17日 (金)

着物女子会

毎年恒例の着物仲間三人の忘年会、12月に入ると何かと主婦は忙しいので近頃は11月に開いています。

今年は二年振りに野毛にあるお寿司屋さん、””で。大勢の時は鍋とお寿司のコースを頂くのですが、三人ではお鍋が入るともうお腹がいっぱいで、お目当てのお寿司が入らなくなると言うことで今年はお寿司とお刺身のコースをいただきました。

それでも最後のお寿司が出るころにはもうおなかが八分どうり満杯になるほどのお値打ちコースでとてもお安い、

もちろん三人とも和気藹藹と一年のストレスを解消しました。

今日の着物は:

Photo母のお下がりの十日町結城紬、紫にグレーが多めに入った地色で、好きな系統なのですが、とにかく地味で長い間着られませんでした、やっと今年洗い張りをして仕立て直し、少々地味目くらいで着ることができるようになりました。本場の結城紬と違ってリーズナブルなお値段ですが、とても暖かく着易い着物です。

友人が亥の鹿蝶、の鹿の模様の帯を締めてくると言うので、私も合せて牡丹と蝶の花札模様の帯で。

2017年11月10日 (金)

Last 学芸会

2017_11_10_006孫のAちゃんの小学校生活最後の学芸会がありました。

最後だし、六年生の器楽合奏でピアノを担当することになったので、是非来てほしい、おまけに琴部では17弦も担当するので、ということで一年生の時両親の代わりに出かけた作品展以来の学校訪問です。合奏もお琴もうまくメンバーが合わせられなくて先生から喝を入れられてばかりいると聞いていたので大丈夫かな、と心配していたのですが、なんのなんのびっくりするくらいよく合せられていて本番の強さに驚きました。なんでも演奏後先生もとてもご機嫌がよかったとかで、まずは安心しました。それにしても今の小学生って凄いな。

Aちゃんたちの演奏は、まずは午前に琴部で。

・さくらさくら

・大きな古時計

・365日の紙飛行機  この曲で17弦を担当 後の二曲は13弦

午後の部で 六年生全員での器楽合奏 

・ホルスト作曲 『惑星』より木星  ピアノを担当

最後の学芸会で頑張り良い思い出になりました。Photo

帰りがけにAちゃんの下校を待つ間娘と校門前のエリスマン亭にあるしょうゆ きゃふぇでお茶しました。なんでも有名な生プリンだそうです。右にある鶏の形をした黄味と白身を分離する道具で黄味をのせ左の蜂蜜をかけていただきます。

かなりカロリーはたかそうです。が甘味は控えめです。

今日のきものは:

まあまちゃんは素敵なお洋服など持っていないので、今日もお着物で行くけれどいい?と孫に聞いたら「もちろんOK」という返事があったので、安心して着物でおでかけ、もちろんというかやっぱり来訪者に私以外着物姿の方はいませんでした。

Photo_2派手すぎす、地味すぎずというところで今回も紅花紬で、帯を東京友禅の染帯にして少し華やかさをだしました。

帯:東京手描き友禅 唐花模様の染帯(小倉隆作)

2017年11月 8日 (水)

五街道雲助一門会

2017_11_8_2この一門、愉快なお名前の方ばかりですね。師匠の雲助さんの名前は天下一品、これ以上インパクトのある名前はありません。さすが、生粋の江戸っ子噺家です。しゃれが名前にまで効いています。

ちょっと凄味のある低音の嗄れ声での話しっぷりはとても男っぽい、そのためか若い娘の声まで凄味が出てしまうので、その種の話はもう一つピンときませんでしたが、ずっと以前聴いた「もう半分」が忘れられません。弟子の隅田川馬石さんは以前朝日名人会で聴いてなかなか力のある人という印象があり、今回も楽しみにして行きました。

Photo演目の中では、馬石の「湯屋番」がなかなかよく、期待通り、師匠の雲助さんは「時そば」と「夜鷹そば屋」のそば特集でしたが、特に「夜鷹そば屋」がよかった。親を知らない若者と子供を持てなかった老そば屋夫婦の掛け合いがなんともしみじみとおかしく、人情味あふれる熱演で、最後は少しうるうるっときました。

江戸の落語を聴いたと実感できる独演会でした。

今日の着物は:

Photo_2粋な落語には粋な着物でというわけではありませんが、ちょっと着こなしが難しい、縞の久米島紬、母はこの着物をちょっと小粋に着こなしていました。年齢だけはこの着物を着ていた母に追い付いたのですが、野暮天の私にはとても母のようには行きません。昨年あたりからやっと着られるようになったかな、という難しい着物です。

着物:久米島紬  帯:がまずみ模様の染帯

2017年10月31日 (火)

漆入りのコート

月初めにお願いしておいた和装コートのお仕立てが出来上がりました。随分早い仕上がりでびっくり、今年は気温が下がるのが早いので気を使っていただいたのでしょう、ありがたいことです。

Photoコートの仕立ては難しく一度着用してみないと自分の体にぴったりしているか分かりません。以前定番の寸法で仕立てていただいたら私にはぶかぶか、二度ほど手直ししていただいた記憶があります。今回は写真のようにぴったりでした。写真では黒地に見えますが、漆入り紺地の着尺用の生地です。重みもありとても暖かい。紐を長くして背中から廻して着るようにしていただきましたので、後ろ姿がすっきりとなり、綺麗に着られます。この方法は以前NHKの日本の芸能と言う番組の中で大久保先生が紹介されていた方法と同じです。前姿は無理だけれどバックシャンにはなれるかな、と期待できるコートです。

Photo_3

今日の着物は:おなじみの紅花紬に南風原花織の名古屋帯です。もう15年ほど着ているコーディネイトなので、さすがに身体に添っていてくれます。

きもの:紅花紬(新田秀次作)

帯:南風原花織(大城哲作)

南と北の作品ですが、よく調和していると思います。

2017年10月21日 (土)

Lady Bess  帝劇へ

2017_10_21_001毎年恒例の妹の職場の観劇会、帝劇のミュージカルLady Bess,

今年は本人が行かれないと言うので、友達を誘って行ってきました。

帝劇はなんと「モーツアルト」以来なので、かなりのご無沙汰です。最近は歌舞伎や落語など和物に凝っていて、ミュージカルなどは招待でもされないと出かけることがありませんが、娘に誘われた劇団四季のオペラ座の怪人を春に観ていますので、今年はご縁がありました。

出演者はダブルキャストを組んであるものが何役もありましたし、役者さんの名前も知らない人が多くなり知った顔を探すのが難しいほど。涼風真世さん、山口祐一郎さんのベテランのお二人はさすが難のない演技でした。全体の場面転換のテンポもよく、飽きさせない構成で話の筋道もよくわかりました。ただ惜しむらくはマイクを使っての台詞や歌なので、特に歌は語尾が割れて聴きづらいことが多く、この程度の劇場の大きさだったらマイクなしで演じてほしいな、と思った次第。

とはいえ、台風の前の雨の一日、楽しく過ごすことができてよかったです。

今日のきものは:

Photo_2観劇に行くのだからと友人と二人示し合わせてちょっとドレスアップ。

雨で湿気が多い日だったので、縮緬系は避けて紬の訪問着で出かけました。華やかさは染めものにはかないませんがそれなりに主張のある着物に仕立て上がっています。

きもの:紬訪問着(山岸幸一作 紅想)

帯:掬い袋帯(帯の岩田  まこと織物)

帯締:貝の口雲形(平田竹峯作)

それにしても着物姿、私たち二人しか見かけませんでした。雨のせいもあるのかな・・・

2017年10月19日 (木)

クラス会 in Nagoya

ここ4年ほど毎年10月19日と日を決めて高校2,3年同クラスだった人たちとのクラス会が卒業高のある名古屋で開催されてきました。今まではすべてお天気、なのでこの時期はお天気が当たり前と思っていたのですが、なんだか今年は天候不順、生憎の雨の上おまけに気温も例年より低いという日にあたってしまいました。

どう考えてもそれほど先行きが長くない年代、元気なうちはたとえ名古屋であろうとも出席しようと思って毎年出かけています。今年は昨年より多い16名出席、数人の入れ替えは大概体調不良が理由。それでも来年は元気になって又出席したい、というメッセージが幹事さんのところに届いているとのこと。二年間一緒にいた間になんども一致団結して物事を解決してきたクラスですから、年を重ねても、長年会っていなくても、あえば和気藹藹と昔話に花がさきます。正義感のとても強いクラスでした。正義感が強すぎて先生を困らせたことはありましたが、生徒間はいたって仲良し、今でいういじめはなかったと思っています。

会場は大須にあるローズコートホテル内の日本料理”比翼”、リーズナブルなお値段で3時間ほどお食事を頂きながら旧交を温めました。

毎年ホテルをとって一泊して帰るのですが、いつものホテルが満室だったため日帰り。大阪から友人が出てきてくれてクラス会の後は楽しいおしゃべりを8時まで楽しみました。少々疲れましたが楽しい一日でした。

今日のきものは:

Photo雨の上気温も低かったので、縮緬は避けて結城紬で。

このコーディネイトは初めてですが、すっきりとした着物に華やかさのある祭りの帯でクラス会出席にはほどよいかと思います。

いつも着物で出席してくださる友人は「雨なので」と洋服姿、残念!

着物:結城紬(奥順 稲葉賀恵デザイン)

帯:大江戸の祭り(小倉貞右作)

2017年10月11日 (水)

20年の感謝をこめて

横浜高島屋呉服部で20年間お世話になった社員さんが今年11月いっぱいで完全リタイアされることになりました。まだまだお元気で私たち着物仲間としてはもう5年くらいは頑張っていただきたいと思っていたのですが、会社の規定ではしかたありません。

「初めは着物に着られていたけれど本当に綺麗にきられるようになりましたね」と最近はおほめいただくことが多く、また着物をきていくと必ず着姿を褒めてくださると言う女性としては本当にうれしい気持ちにさせてくださる方でした。

有給休暇がたっぷり残っていて、11月末までの出社数は20日を切ったということで、タイミングが合わなくてお会いできないといけないと思い出社を確認してまず私がご挨拶に伺いました。喜んでくださり本当に良かったです。最後の日には必ずお見送りに伺いますね。

今日のきものは:涼しくなったと思ったらまた暑さがぶり返した日でしたので、長襦袢は単衣の楊柳のまま、さらっと着られる十日町紬で。母から譲られたものなので本当に十日町なのかはわかりません。なにせ60年ものですから・・

Photoきもの:十日町紬とみられるもの 母からのお下がり

帯:椿模様の染帯 これも母からのお下がりです。

2017年10月 4日 (水)

コートの採寸に

長い間ほっておいたコート用に購入した生地、そろそろ今年の秋から着ようかと思い、仕立てを頼むにあたり改めて採寸していただきに呉服部に出かけてきました。

私の着物の仕立てを何時もお願いしているのは初代横浜マイスターの和裁士鈴木先生。以前はときどき仕立てのトラブルがあったのですが、鈴木先生にお願いするようになってからさすが、一度も不具合はありません。

今回はコート地ではなく、着尺地でのお仕立てです。漆入りのなかなかしゃれた感覚の生地。一ヵ月後の出来上がりが楽しみです。

2017_10_4_002今日の着物は:初秋にぴったりの着物はやはり大島紬かおめしというところですが、今回は秋らしい色合いの泥大島で、さらっとしていて気持ちよく着られました。

きもの:泥大島(王朝の調べ 秋場)

帯:日月紋袋帯 (千切屋)

全体に重い色合いなので、帯揚げと帯締めで色を引き、印象を軽くしてみました

2017年10月 1日 (日)

小倉貞右・隆 親子展ー古典とモダンの融合

2017_10_1_004
毎年この季節恒例の貞右さんと隆さんお二人の親子展、貞右さんから直筆のご招待状をいただき着物仲間三人で拝見しに伺いました。

今年のテーマのひとつは”ひさご”、はがきの写真はその代表的な作品。

落ちついたアイボリー地に糊で地模様を表したとても手の込んだ作品、蒔糊とは違う工房独特の手法だそうですが、敢えていえば”糊吹雪”と言ったらいいのかも、とおっしゃっていました。着てみたい作品ですが、私の財力ではちょっと手が届きません。

モダンの中に古典の味を添え、特に地色に若々しさを表現した隆さん、深い地色と京友禅の流れを東京友禅の中に融合させ、あくまでも着る人を美しく見せる作品にこだわる貞右さん、今年も良いものを沢山拝見させていただきました。

隆さんの作品の付下げに使われていたブルー地、あの色で手描き友禅の小紋を作ったら素敵だろうな、とまたおしゃれ欲望を満開にさせた私でした。

今日のきものは:

小倉先生の展示会なので三人とも先生の作品を着て行きました。

10月1日の上、なんとか袷を着ても大丈夫な気温でしたので、先生には初お目見えの祭り模様の付下げ、「その着物はHさんにぴったりですね」とおほめいただき安心しました。

Photo前回着た時は帯締めが写真を取ると少しきつめに見えましたので、今回は少し地味目に柔らかい感じにしてみました。伊勢組です。

地色は先生によると香色の系統だそうです。

山王日枝神社の祭礼を描いた祭り模様です。日本の祭りをテーマに作品を描かれたものの一つです。

きもの:東京手描友禅付下(小倉貞右作)

帯:白地雲模様の袋帯(帯の岩田 勝山織物)

2017年9月12日 (火)

廓三景  柳家さん喬独演会

2017_9好きな落語家の中でも今特にはまっているのが、さん喬師匠、恋話と廓話はぜったいに聴き逃せない。欠点はぜったいに手を抜かないから終演が遅くなる。故に独演会のある日は深夜の帰宅を覚悟して出かけます。

今回は初めて聴く「五人廻し」に「明烏」「お直し」の三席。余り長い噺はないので遅くなると言っても知れていると思い、その点は安心して出かけました。(珍しく9時半の終演、早い方です)

ちょっと滑稽な「五人廻し」、熱演でした。五人のお客をしっかりと描き分ける力量は凄い、うぶな若旦那の吉原初体験の明烏、おかしみの中に夫婦の情愛をのぞかせるお直しと廓三景をじっくり堪能できました。次の独演会は12月、やっぱり聴き逃せませんね。

今日のきものは: いよいよ本格的な秋単衣の季節になりました。数年前までは噺家は9月いっぱいくらいは絽の着物に絽の羽織が多かったのですが、今年は米團冶、さん喬のおふたりとも単衣もの、かくて私も本格的に秋の単衣になりました。

Photoきもの:単衣紬(おそらく塩沢 母のお下がりなのではっきり分かりません)

帯:紙布藍染めの名古屋帯 これも母のおさがりです。

 

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